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営業の悪魔 清水千波 感想

営業の悪魔 清水千波を読んでいた

ここ最近読んだ営業本の中では、かなり上位にランクしていると思う。

長谷川千波さんの営業の悪魔という本を手に取ってみた。副題は「チキンハートでネガティブ思考のお前に何ができる?」。

悪魔

小説調で書かれているので、スーッと読めるけど、結構グッとくる内容だった。

主人公は新興の営業代行会社MUGENの入社3年目、南原航介。航介はたまに売れることもあるという感じで、営業現場で苦しんでいる、瀬戸際の若手営業マン。

その航介がとあるきっかけで、MUGENグループの実質のナンバーツー滝沢本部長の特命で、全国に散らばるトップセールスマンの営業に同行し、詳細をレポートする、という業務にあたるようになる。クセのある営業マンへの対応に四苦八苦しながらも、なんとか彼らの営業に触れ、レポートにまとめてゆくのだが・・・

といったストーリー。

ストーリー中3人のトップセールスが書かれているのだが、

トップセールスマンが営業現場で行っていることとは?

・お客様と何を話して、どう関係を作っているのか?

・どんなマインド・視点で仕事にあたっているのか?

・普通の営業マンとの差を分けているのはどのような部分なのか?

などなどが臨場感のある形で書かれていて、ハラハラドキドキのストーリーもあり、釘付けになった。

私自身も駆け出しの時にスーパー営業マンにつく幸運に恵まれたことがあったが、その時の経験に照らしても、トップ営業を作る細かな違いがよく書かれていると思った。

勿論営業手法は一通りではなく、まさに千差万別だとは思うのだが、スーパー営業マンに共通の事項もあるのかもしれない。本書のサブタイトル「チキンハートでネガティブ思考のお前に何ができる?」はその共通事項のヒントなのかもしれない。

著者の長谷川さんは、一時期CM等でも有名だった中央出版トップセールスかつ営業所長なども歴任し、コンサルタントとして独立した人だとのことで、実体験を生かして書かれているために深みがあるのだろう。

なかなか面白い一冊。おすすめです。

今日の一文:トップセールスマンの光永が航介に言った言葉 「売れない奴は、自分が心地よくなりたいから場の空気を変えたがる。売る実力がある者は、相手に心地よくなってもらうために空気を読んで最適なアクションを選択する。だが俺の場合は、場の空気を支配するために演技をして相手を巻き込むんだ。」

2016年11月5日