40代サラリーマンのBusiness Reminder

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「R25」のつくりかた 再読感想

「R25」のつくりかた 藤井大輔を読み返してみた。

ちょっと新しいサービスを考える必要が出てきたこともあり、昔読んだ新規事業立ち上げ関連の本を読み返してみようと思っている。

 

今日手にとってみたのは、藤井大輔さんの「R25」のつくりかた

 

昔一世を風靡したリクルートのフリーペーパー「R25」のビジネス立ち上げを、その編集トップだった藤井さんが語った本。

 

当時の「R25」の成功理由というのは、ターゲットとなるM1層の本音に迫り、負となっている部分を解消することができたことが主因だった様子。

 

特にこの本音に迫るという部分、ありきたりのアンケートなどでは取れない深い洞察につなげていく方法(いかに本音に迫るか、対象者が答えやすい質問方法を練って対応すること)は以前読んだ際もチェックしていたのだが、改めて参考になった。

 

P188

「インサイト」という言葉を、本書でも何度か使っていますが、今のコミュニケーションに求められているのは、表面上でしゃべっていることの、実はその内側にある本音をつかみ出して、そこをうまく形にしてあげることではないか、と思っています。

 

今巷では、米国に学んでデザインシンキングの重要性が喧伝されているけど、リクルートのサービス立ち上げ手法ってまさにこのデザインシンキングに近いものがあるよな、と大雑把ではあるけど整理した次第。

 

この他、雑誌のコンセプトづくりの部分だとか、紙面づくりのブレストの様子などなど、立ち上げと運営の具体的な描写も参考になった。

 

R25は一世を風靡したのは間違いないところであるが、メディアとしての継続性は持てなかったようにも思う。ただ、凄い人が集まって、世の中にもの凄いインパクトを与えたのも事実。

 

インターネットやスマホの普及などの外的な要素も考慮する必要がありそうだが、R25が持った意味は検証したいところだなあと勝手に感じている。

 

それにしても、今日20代の若者に「R25って知ってる?」と聞いたら真顔で何ですかそれ?と言われて衝撃だった。そんなもんかな、、、時代は回るということか、、、

 

いずれにせよ、今後も何度も読み返してみたいと思う。