40代サラリーマンのBusiness Reminder

ビジネスマンの, ビジネスマンによる, ビジネスマンのための備忘ブックレビューが中心

紙1枚で身につく-外資系コンサルのロジカルシンキング 感想

f:id:biz_rim:20180428212532j:plain

紙1枚で身につく-外資系コンサルのロジカルシンキングを読んでみた。

本日は大石哲之さんが執筆された【紙1枚で身につく-外資系コンサルのロジカルシンキング】をご紹介差し上げます。この書籍はマッキンゼー等の外資系コンサルの「論理的思考」を、図解見本を見ながら、文字通り「紙1枚」に書いて身につけていく実用的な書籍です。

紹介されている様々な思考法は、良くあるビジネスを例に、丁寧に記載されています。この書籍のとおりに書いていけば、会社や顧客への提出物としても、部下へのOJT資料にしても、すぐに活かせられます。

そもそも私は、論理的思考が苦手で、完全に感覚で判断する右脳型人間です。入社当時には上司より「何が言いたいかわからない、結論から話せ」や「考えてから話せ」と叱られてばかりで、理系の(左脳的な)同僚からも若干笑われていました。そのため、社会人一年目からロジカルシンキングを説明した書籍をたくさん買いました。たくさん買いましたが、なかなか癖として身体に染み込みませんでした。


左脳的な同僚の「あ、仮説が崩れた。」とか「ディビジョンごとに分けると〜」とか、「エビデンスが〜」等の、何となく左脳的な言葉を真似てはみても、私の言葉はニセモノ、もしくは付け焼き刃でしかありません。

今回、タイトルに惹かれて、何とな〜く役立ちそうだなと軽い思いで購入しましたが、読んでみると、びっくりするくらいにわかりやすい説明で、買って良かったと心から思っています。部下や上司のみならず、顧客へのプレゼン資料作成にも役立つ書籍かと、本心から感じています。

具体的には、MECE、ロジックツリー、ディシジョンツリー、マトリクスや仮説思考など、完全右脳型でもわかりやすく記載がされています。過去に研修で習いながらも、普段全く忘れていた事もありました。

書籍に従い、文字通り実際にノートに書き、本を読みながら考えていくと、思考するという事がとても楽しくなります。

もし当たり前の事だったら非常に恥ずかしいのですが、小学生の頃から先生に、「声に出して読んで、書いて覚えろ」と何度も言われた事の意味が、今さらながら「なるほどね〜」としっくりきました。

完全に右脳型で感覚人間の私は、様々な書籍を購入しては、いつも表面だけ覚えて、会社の人間や顧客に話題にして、「私は理解しています」風に接していました。今さらながら思考法に関してもっと経験値を上げたいと思っています。

そして実際にOJTにも利用しました。中途採用社員に業務を教えながらも、確実に自身の役にもたっています。過去の事例を感覚のみで説明していた、過去の自分が恥ずかしくなるほどです。

私のような完全に感覚人間だけでなく、新規で何か始める方や、既存業務の見直しをされる方は、ぜひ読んでみてください。トヨタの「なぜ」についても記載されていて、業務の洗い出しにはぴったりです!

また、今まで私の作る稟議書は、過去の事例からのコピペが多かったのですが、これからは自身でキチンと考えて作成したいと考えています。

 

なぜならば、本書籍の思考法を使って考えてみれば、「自社の売上低迷の原因は、他社のサービスと比べるとABCDが弱点であり、リカバリープランとしてEFGが課題であると仮説がたてられます。そのEFGのために新たにHIJKを選択するならば、採用コストは980円、完了までの期間は5ヶ月、期待できるLMNは85%と試算できます。若干のコスト増ではありますが、現状のまますすむより15%のボトムアップが可能と推測できます。問題解決のためには、HIJKの提案が必要です」と、上司に話せるような思考に癖が付くからです!

 

そして最後に、あえて右脳型人間的に書くならば、「この本は本当にいい感じです!」