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ぶたばあちゃんを読んで

本が好き!で献本してもらったぶたばあちゃんマーガレット・ワイルド文/ロン・ブルックス絵/今村 葦子訳/あすなろ書房を読んで。 本書ぶたばあちゃんは二人で仲良く暮らしていたぶたのおばあさんと孫娘が、おばあさんの死をいかに迎えたか、それについて描かれている。 テーマがテーマだけに、最初は少し暗いイメージを持ってしまったが、何回か読んでみて逆に希望みたいなものが読みとれる本なのかな?と印象が変わった。 具体的には最後のページで孫娘が、空を見上げている箇所からではあるんだけど。 おばあさんが、もう自分の死期であることを悟って、銀行を解約したり、水道料金を払ったりした後に、二人で町を散歩するくだりなどは、自然の中で生きることのすばらしさを感じさせてくれるような気がした。 おばあさんは、自然の一部として、おそれることなくことなく死を受け入れている、そんな感じがした。 孫娘は、本当に悲しかっただろうけど、全部を受け入れることはできないだろけど、そんなおばあさんの様子を見て、生きることの意味を感じたんじゃないかな?もしくは、人の死がそんなにおそれるべきことではないことを感じたんじゃないかな?そんな風に思った。 ”二人がお互いを思う気持ち”が伝わってきて、なんだか心に沁みた。 以上は私の感想だが、一緒に読んでいた2歳の娘にはまだ少し早かったかな・・・というのが現状。 今後何回か読んであげて、徐々に雰囲気だけでもつかんでくれるようになればいいんじゃないのかな??と思っている。 ただ、今でもほんわかとした絵が気に入っているようで、折に触れて眺めてはいるようだ。よく「ぶたばあちゃん読む」と寝る前に本を読んであげる時に言っている。 テーマはなかなか難しいと思うけど、今後成長したら、是非一度触れて欲しいというのが、今回読んでの思いだ。子供に強要は出来ないだろうけど、テーマとしては人間が生きていくうえで頭においておくべきものではあると思うので。 大人も子供も心の栄養になるいい本だと思う。
ぶたばあちゃん
  • マーガレット・ワイルド文/ロン・ブルックス絵/今村 葦子訳
  • あすなろ書房
  • 1575円
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書評/児童