「手帳ブログ」のススメを読んでみた
アジャイル・メディア・ネットワーク(AMN)の第三回ブロガー勉強会で講師としてプレゼンされたブログシゴタノ! で有名な大橋さんが、プレゼンを終えられた後、この本を紹介され、
「誰かこの本欲しい人いますか?」とおっしゃった際に、恥ずかしげもなく、「はい!」とまっ先に手を挙げていただいた本、
「手帳ブログ」のススメ |
|
![]() |
大橋 悦夫 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
マンガとかが挿入されていて、わりとパラパラ読める本かと思いましたが、ところがどっこい結構重厚な内容で、かなり時間をかけて読ませていただきました。
その本題とはちょっとズレルものの、
先日のAMNブロガー勉強会では、4人の著名ブロガーがそれぞれのブログの書き方を披露されていたのですが、
シゴタノ!
というライフハック系の巨頭が揃い踏みされていたこともあり、”ライフハック”というものに改めて目を向ける貴重な機会をいただけました。
今までライフハックらしきものに無関心だったわけではないのです。
例えば、大野耐一とかに代表されるようなトヨタ式仕事術、いかに無駄を無くすか、という技術については非常に感銘を受け、意識して仕事にも活かしてきたつもりです。
別冊宝島「トヨタ式」であなたの仕事は変わる!自分「カイゼン」術 別冊宝島 (1080) |
|
![]() |
若松 義人 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
大野耐一の現場経営 |
|
![]() |
大野 耐一 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
あの一秒を無駄にしない「改善力」は非常に素晴らしいと感じましたし、日常生活でも意識しています。
ただ、ライフハック自体には、何となく生活を締め付けてしまう、無味乾燥なものにしてしまう、というイメージがあり、そんなに強く意識しすぎないで今まで来ておりました。
今回の勉強会を通じて、まずブログのテーマとして非常に人気があり、それだけいろんな優秀な方がそれを強く意識しているということが分かり、改めて学んでみようという気になりました。
さて、今回読ませていただいた「手帳ブログ」のススメもそのライフハックのための一冊と言えるかと思います。
内容はタイトルに凝縮されていると思いますが、
ブログを書くことで、日々を記録し、記録から気づきを得て、それによって仕事や人生をより良い形にしていこう
ということだと理解しました。
実はこの本を読ませていただいて、真っ先に思い浮かんだのは、先日読んだ「能率手帳の流儀」でした。
能率手帳の流儀は手帳によって、「手帳ブログ」のススメはブログによって、上で述べた人生の豊かさを追い求めるものだと思います。
一番大切なのは、日々を記録することそしてそれを振り返ること
この2冊からその重要性を改めて思い知らされました。
これついて手帳ブログのススメにいい文章があったので、引用させてもらいます。
ブログに書くことによって自分の心の中にぶつかった痕跡が残ります。言い換えれば「引っかかり」が残るような感じです。
見たり聞いたり読んだりしただけでは記憶を素通りしてしまい、なかなか引っかからないのですが、書くことによって変化が生まれているのです。
具体的に言葉で説明するのは難しいのですが、とにかくこの不思議な効果がブログをして生活の中心たらしめていることは間違いありません。
(p64)
この本を読んでいく中で、日々を記録する際に「手帳を使うのか、ブログを使うのか?」ということがあるのでしょうが、おそらく併用が答えだと思っています。
ブログには手帳にできない、WWWでつながる、という特性があるし、逆に手帳にはブログでは得られないものがあると思います。
今後手帳術の本を読む人が入れば、この本と能率手帳の流儀を併せて読みたいということで、進めたいと思いました。
本書はブログを書き続ける方法(例えば、週次まとめを作る、といったことも参考になりました。)や、そういった作業にって人生を豊かにする方法が沢山つまっています。
※※
この他、この本には、私も愛読しているメルマガ「がんばれ社長!」からの引用が出てきておりました。
アイデア5分というもので、毎日5分自分と向き合う!というものですが、メルマガで読んだ気もしましたが、改めて参考になりました。
※※
全体を通じて非常に参考になり、今後手元に置いて読み返したい本となりました。
大橋様 有難うございました。
Twitterでも継続的に情報発信中です!