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人を動かす カーネギを読んでみた感想

共感で人を動かす



カーネギ 人を動かすを読んでみた

年末年始の数日をかけて、D.カーネギの書いた名著「人を動かす」を読みました。  

 

 

原書は1936年に初版が発行されたそうですから、70年以上の歴史を持っている本です(日本版の初版は昭和33年ですから、45年ぐらいの歴史を持った本となります。)。  

 

にもかかわらず、現在でも、アマゾンのビジネス書年間売上げランキングの最上位の方に来ているそうで、まさしく不朽の名作と言えるでしょう。

 

300ページ以上にわたる本で、読むのになかなか時間を要しましたが、題名どおり、人情の機微を理解して、人間関係を円滑に進めていくのに、非常に役立ちそうな内容でした。  

 

—目次(創元社ホームページより)—

◆人を動かす3原則

盗人にも五分の理を認める。 重要感を持たせる。 人の立場に身を置く。

 

◆人に好かれる6原則

誠実な関心を寄せる。 笑顔を忘れない。 名前を覚える。 聞き手にまわる。 関心のありかを見ぬく。 心からほめる。

 

◆人を説得する12原則

議論をさける。 誤りを指摘しない。 誤りを認める。 おだやかに話す。 “イエス”と答えられる問題を選ぶ。 しゃべらせる。 思いつかせる。 人の身になる。 同情を持つ。 美しい心情に呼びかける。 演出を考える。 対抗意識を刺激する。  

 

◆人を変える9原則

まずほめる。 遠まわしに注意を与える。 自分のあやまちを話す。 命令をしない。 顔をつぶさない。 わずかなことでもほめる。 期待をかける。 激励する。 喜んで協力させる。

 

◆幸福な家庭を作る7原則

省略  

—目次ここまで—  

 

特に、人に好かれる6原則及び人を説得する12原則は、営業をやっていく上で、 各項目が非常に勉強になると思います。

 

何年か営業を生業にしていますが、 上記の18原則をしっかり理解すれば、営業の土台はできたことになるのではと思います。  

 

また、人を変える9原則はこれから管理職になろうとする方が読んでおくべき内容だと言えるでしょう。  

 

カーネギは、持論の説得力を増すために、リンカーン・チャールズシュワブ・ルーズヴェルト、他   多くの偉人達のエピソードやものの考え方を引用しており、そのどれもが非常に示唆深いです。    

 

例えば、人に好かれる6原則中の”聞き手にまわる”という部分について、 自分のことばかり話す人間は、自分のことだけしか考えない、ということで、 コロンビア大学の総長を務めたことのあるニコラス・バトラー博士の次のような言葉を紹介しています。

 

 自分のことだけしか考えない人間は、教養のない人間である。たとえ、どれほどの教育を受けても、教養が身につかない人間である

 

これを読めば、誰もが人の話を聞くことの重要性が理解できます(人間、教養がないと、人の話を聞くことはできないのですね、、、個人的にはぐっときました。)。

 

これ以外にも同様の役立つ教訓がたくさん出てきます。

 

カーネギはアメリカ人なのですが、なんとなくアメリカ人って自己主張が強くて、、、みたいな先入観がありますが、この人を動かすに出てくる原則は日本人でも同じだなぁ、と思います。

 

読んで考え、実践して再度読み返す、長く読み継がれる古典だけあって、そんなことをするに値するいい本だと思います。

  

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

 

 

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