テレアポ本おすすめの16冊紹介で取り上げている1冊。
営業活動におけるテレアポも含めたアポ取りの重要性について詳述されている本。
著者の中島さんは PHP 研究所・東洋経済を経て会社経営の傍らジャーナリストや経営コンサルタントとして活躍された方。
若かりし頃アポ取りに非常に苦労し、人の何倍もアポ取りを研究、その結果アップ取りでは、誰にも負けないと自負するまでになったのだと言う。
同書は15年ぐらい前の本になるが、未だにアポ取りの人気作品となっている。
今回チェックしたのは以下のような部分。
P 23
アポが取れるなら誰だっていいわけではない。決定権を持つ人、具体的に言えば契約できる人、注文を出してくれる人とのアポ取りでなければ話にならないのである。
P 31
だが、相手も人間だから琴線に触れる言葉には弱い。特に馬鹿丁寧で正直に正面からお願いされると意外と弱いのである。
P 35
(会ってみたいと思われるトークの仕掛け)トークの中に同業他社の名前をそれとなく織り込んでおく。 これがボディブローのように効いてくる。
P 50
(「アポの壁」の乗り越え方)どんなアポ取りだったらお役にすんなり受け入れてもらえるのか、逆にこんなアポ取りだったら絶対に断られるという違いをつかんでおくのだ 。
P 68
営業という仕事を一言で表現すれば見知らぬ人との出会い=縁を作ることだ。
P 118
営業マン時代私は「会社職員録」「会社四季報」「中小企業情報」などを愛読書にしていた。
著者が書いたトークスクリプトも是非うまく真似をしたいところ。アポ取りでビジネスを変えてみたい、そんな気持ちにさせてくれる素晴らしい本だ。
取るべき人にアポを取って、入念に事前準備して、お会いさせてもらう。そしてPDCAを回していく。そんなことだろう。
課題を持つ人は軽い気持ちで手にとると良いと思う何かしらヒントが見つかると思う。
お客様が食いつくアポ取りトーク術目次
第1章 お客をその気にさせるアポ取りの極意
第2章 これだけ知ればこわくないアポ取り電話の成功法則
第3章 「アポの壁」をするりと抜ける魔法のトーク術
第4章 トップ営業マンが教える掟破りのアポ取りワザ17
第5章 次から次に成功する「アポ取り王」になる9つの習慣
第6章 取れたアポを活かしきる初対面の技術
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