営業本マニアックス

法人営業やテレアポなど、さまざまな営業のテーマに関する本を取り上げ、おすすめのタイトルをリストアップしてゆきます。当サイトはプロモーションを含みます。

トヨタディーラーの営業のプロが書いた本5選

カーディーラーの女性

 

100年に1度の大変革期にあると言われている自動車業界。そんな中でも相変わらずトヨタは好調である。そんなトヨタの日本事業を支える凄腕営業マン・営業ウーマンの方々が書かれた営業本をまとめてみた。

永遠にトップをいくためのセールス術 中野麻由美

 

兵庫トヨタのディーラーで、抜群の営業成績をおさめられ、現在は営業コンサルタントとして、トヨタをはじめ様々な企業で営業の研修などをされている中野麻由美さんが書かれた自動車営業指南本。タイトルからも、著者の気合のようなものが伝わってくる。

 

商談をどう「生み出す」のか、どう顧客へ提案して販売へとつなげてゆくのか、3年程度の乗り換え(早期代替)をどうすすめるのか、それらを通じて目標をどう達成してゆくのか。

 

ディーラー営業としての心構えやお客さんとの関係づくりの方法など、爆発的に売れ続ける理由について書かれた部分は参考になる。Amazonの口コミも高評価な一冊。

 

 

 

 

あきらめたくなるけど、絶対にあきらめない。木原万里佳

 

若くして福岡トヨタのトップセールスとなり(福岡トヨタ自動車では、7年連続で営業成績トップ10に入り、2年連続で全社1位を獲得するなど、圧倒的な営業成績を収める)、社内最年少店長にまでなっている著者の営業の極意と実践法が書かれた本。

 

ポイントはタイトル通り”絶対にあきらめない”ことと”常に努力する姿勢”。学生時代の挫折と成功(福岡ドームのビールの売り子でNo1に)、社会人になってからの奮闘。著者のパワーが伝わってくる一冊。様々なサブストーリーも含めて興味深く読める。

 

 

 

トヨタで学んだトップ営業マンの「売れる」技術 酒井亮

 

トヨタの直営ディーラーで新卒5年目にトップセールスマンとなり、その後営業コンサルトとして独立した著者による本。35の売れる営業の秘訣が並べられている。

 

 

営業コンサルトをされているだけあり、それらのコツは非常に分かりやすく実践的な印象を受けた。

 

新人時代の飛び込み営業だったり、同じお客さんに1年毎に自動車を買い替えてもらう顧客教育の方法であったり、お客様に若干の値引きなどを使って価値を感じて貰う方法であったり、自分で目標を立てることの重要性であったり、モチベーションの維持の仕方であったり、特に若手営業マンにとっては、営業活動に直結するノウハウが分かりやすく書かれており、参考になる一冊。

 

 

 

世界一クルマを売る男が教える!凄い営業 井上壮樹

 

東京トヨペット出身で生涯自動車販売実績7000台を目指すレベルであったという井上壮樹さんの営業本。その営業は、当たり前のことを忠実に実行してきたことで達成されたのだという。

 

当たり前のことを当たり前に実施する凡事徹底の大切さが書かれているが、読み進めいくととその難しさ分かってくる。「トップ営業マンは、イヤなこと、大変なこと、つらいこと、小さいことをきれいにこなす」といった話が身にしみる。

 

 

世界一クルマを売る男が教える!凄い営業

世界一クルマを売る男が教える!凄い営業

  • 作者:井上壮樹
  • インデックス・コミュニケーションズ
Amazon

 

トヨタの営業マン「ざんねん」なヒトと「できる」ヒトの違い 大内一敏

 

元トヨタディーラーの新車営業やマネージャー、本体及び販売会社の人材開発の重職を歴任した著者が、トヨタ営業の「ざんねん」なヒトと「できる」ヒトの違いについて書いた本。

 

マインド編、アプローチ編、プロモーション編、クロージング編、アフターフォロー編の5つのパートに分かれています。3 各パートでは、具体的な営業ノウハウを50項目解説している。

 

全体としてトヨタの営業マンが実践している具体的なノウハウに基づいており、顧客との長期的な関係構築を重視する点が特徴となっている。

 

これまで取り上げた凄腕営業マンとは違い、顧客関係構築の方法・アフターフォローの方法など、それぞれの項目について「ざんねん」なヒトと「できる」ヒトが対比され、その上で著者流の営業のコツが書いてある。

 

営業駆け出しの人が目指すべき方向性を網羅的に確認するのに役立ちそう。

 

 

関連リンク:

www.hon-mode.com