営業本マニアックス

法人営業やテレアポなど、さまざまな営業のテーマに関する本を取り上げ、おすすめのタイトルをリストアップしてゆきます。

営業本おすすめの28冊

f:id:biz_rim:20220417222627j:plain

ランキングで一挙公開



 

社会人歴約20年。その大半の時間で営業に関わってきて、色んな営業本を読んできました。

 

私が触れてきた営業に関する本で、特に役に立ったもの最強の営業本ランキングということで、列挙してみます。

 

これから営業を頑張りたいという人で、本を読んでみても良いかな、、、と考えている方は是非見ていただければと思います(なお、詳細記事があるものについてはそちらへのリンクもつけてありますので、是非参照ください。)。

 

まだまだ営業の世界は深いし(もちろん営業本の世界も深い)、この頃自分よりもできるかもしれない人に遭遇して多少自身をなくしたり、まだまだレベルを上げてゆかねばならないと反省しきりなのですが、、、

 

長くなりましたが、では営業本ランキングを始めます。

 

 

私はどうして販売外交に成功したか F・ベドガー

 著者のフランク・ベドガーは元々大リーガーであったが、不幸な怪我によって引退を余儀なくされ、その後保険セールスを一からはじめ、非常に苦労しながらも後に大成功を収めた人物。

 

赤面症で口ベタとか、元プロ野球選手ということとか、いろんな状況の中でいかにセールスで成功していったか、読むたびに非常に勇気づけられる本。

 

セールスの記録をつけろ、とか、質問をして相手にしゃべってもらえ、とかそういった具体的な手法ももちろん参考になる。

 

こうやって読み返すと、活動量を増やすことの大切さであったり、売り込みの姿勢をとりすぎないことであったり、改めて気付くことも多い。

 

「情熱の人となるには、情熱をこめた行動をせよ」

 

今日はこの言葉にやられた。

 

詳しくはこちら:

 

営業は断られた時から始まる E・Gレターマン

初めてこの本の名前を知ったのは新卒で入った1社目の時だった。その当時はまだ企画系の部署にいて営業は、かじっているぐらいだったのだが、営業するために生まれてきたと思われるような、マネージャーの人が、社内の色んなところにこの本の新聞広告をコピーして貼っていたので、すごく印象に残っている。

 

本の内容の前に、このタイトル自体が本当にセールスの本質を突いた重要な言葉だと思う。

 

一文引用しておく。

 「冷たい勧誘」こそ、営業に関していえるほとんどあらゆることを例証して余すところがない。営業とは、顧客が断ったときに始まるものであろうか。・・・「いりません」という返事は当然聞く言葉であって、万一この予期されたレジスタンスに合わなかった場合は、どうして面談を続けてよいものか、セールスマンとしては、とまどうだろう。 PP89-90

 

断られる事が前提、断られても次にあたる。また、チャンスがあれば再度営業する。そんな心持で営業したいものだ。

 

昔、有名なサイバーエージェントの藤田社長も、何度断られても、それを乗り越えて進んでいく気持ちがなければ、ビジネスマンとしては一流になれない、というような趣旨のことを言っていた。

 

精神論っぽくなってしまってあれだが、それでもなお、お勧めしたい本。

 

詳しくはこちら:


 

営業マンは断ることを覚えなさい 石原 明

今度は能動的に断れというタイトルで、2との違いがなかなか面白いが、お客様との対話の中で、どう流れを自分の方に引き寄せるか、という交渉術が語られている本。

 

よくテレビとかでセールスマンはペコペコするもの、という風に間違った既成概念を持ってしまう人が多い(私もその一人)が、いたずらに頭を下げてばかりしている必要は無い、ということが分かって、営業が非常にやりやすくなった。

 

そういう意味で、既成概念を覆すのにとっても役に立った。また、後半の”売れる仕組み作り”の部分も非常に参考になり、今でもよりどころとしている。

 

詳しくはこちら:

 

プロフェッショナル講座 営業力 田坂広志

思想家としても有名な田坂さんの本。

 

「営業力」とは、商談という場において、「顧客の心」を細やかに感じ取り、「顧客の心」に、速やかに対処する力である。営業のプロフェッショナルに求められるその営みの根底には、人間としての高度な直観力と皮膚感覚がある。 

とか、

営業力とは、人間を売り込む力である。そして、人間を売り込むことによって、組織を売り込む力である。 

とか、セールスのテクニックの前に頭に注入しておきたい考え方が満載。

 

セールスには知識やテクニックも必要だが、それにも増して人間力を磨いておくことも大切だと気づかせてくれる本。

 

こう書いている私もいろんな反省すべき点が見つかって心を入れ直さなきゃならない、と思った。

 

 

詳しくはこちら:

 

営業の魔法 この魔法を手にした者は必ず成功する 中村信二

中身としては、ある駆け出しの営業マンが、ひょうんなことからあるスーパー営業マンの個人レッスンを受けるようになり、徐々に営業マンとして成長してゆく、というストーリー。

 

そのありきたりのストーリーの中でも学ぶところ・心に響くところの多い、素晴らしい本。私もこの本を読んで営業をやっていてよかったという魔法にかかってしまった。

 

詳しくはこちら:


 

 

柴田和子 終わりなきセールス

第一生命で生命保険の販売で30年連続で日本一を記録した伝説のセールスレディ柴田和子さんが集大成的に書いた営業本(今でも「柴田和子伝説」というキーワードがよく検索エンジンで検索されているようで、すごい。)。

 

若干自慢話的な要素が無いこともないが、年間で440億販売したという記録を持つすごい保険のおばちゃんの営業論は、考え方・心の持ち方・お客さん作りのようなものを中心に本当に参考になった。

 

特に、これだけの人でも営業の基本や人間力の大切さを強く説かれていて、強く印象に残った。 保険営業というと、個人営業?と思いがちだが、柴田さんは法人中心に活動されているため、法人営業を行っている人にこそおすすめ。

 

やはり、諦めないでチャレンジを続けることがセールスの基本中の基本なんですが、大切なのは特別ノウハウや特別なやり方なのではなく基本だと、私はいつも思っています。P72

 

今後30回ぐらい読み返す必要がある本。 ちなみに柴田さんについては、1992年に書かれてベストセラーになった正々堂々のセールスもいかに日本一に上り詰めたのかの詳しい話が書かれていて面白い。

 

 

こちらも是非:法人営業向けおすすめ本7選

 

詳しくはこちら:

 

 

僕は明日もお客様に会いに行く。 川田修

著者の川田さんはこのランキングの下に出てくる「かばんはハンカチの上に置きなさい」という本でも有名だが、リクルートからプルデンシャル生命に移り、2000名中の1位にもなったことがあるという人。

 

現在もエグゼクティブ・ライフプランナーという肩書で営業に従事されているとのこと。 この僕はお客様に会いに行く。はその川田さんが営業の真髄について伝え るために、ストーリー形式で書いた本。

 

概要としては、上で紹介した営業の魔法同様、若手営業マンが、トップ営業マンに1ヶ月指導を受け、営業として覚醒し、目覚ましい成長を遂げる、という成功ストーリー。

 

詳しくはこちら:

 

営業の悪魔 長谷川千波

主人公は新興の営業代行会社MUGENの入社3年目、南原航介。航介はたまに売れることもあるという感じで、営業現場で苦しんでいる、瀬戸際の若手営業マン。 その航介がとあるきっかけで、MUGENグループの実質のナンバーツー滝沢本部長の特命で、全国に散らばるトップセールスマンの営業に同行し、詳細をレポートする、という業務にあたるようになる。

 

クセのある営業マンへの対応に四苦八苦しながらも、なんとか彼らの営業に触れ、レポートにまとめてゆくのだが・・・といったストーリー。 3人のトップ営業マンのセールスの極意が、ハラハラドキドキのストーリーの中で臨場感とともに書かれていて、なかなか面白い本。

 

私も若い頃リクルート出身という営業の上司に同行した時にこういう営業があるんだ、と感じた経験があるが、読者にそんなことを擬似体験させてくれる本だ。

 

 

詳しくはこちら:

 

超一流セールスマンの秘密 奥城良治

長く日産のトップセールスマンであった奥城良治さんが、これまた各業界のトップセールスマンに同行し、滅多に表に出ることのない秘中の秘に迫るという、なかなかすごいコンセプトの営業本。

 

トップ営業マンはどのような人生を送っているのか、一日をどのように過ごしているのか、セールスの現場で何を語っているのか、が同行取材を通じて明らかにされる。

 

リアル感がすごい本。 今の時代、結構スマートな営業がもてはやされるのは仕方がないが、こういう営業もあることを知っておくのは損ではないはず。

 

詳しくはこちら:

 

 

大型商談を成約に導く「SPIN」営業術 ニール・ラッカム

昔、駆け出しの頃当時勤めていた会社の営業研修で「SPIN」について学んだ。その当時の記憶としては、聴く技術という部分が残った。

 

このたび、会社の上司にすすめられてSPINを生み出した本人が書いたオリジナル版を手に取ってみた。

 

商談の中でいかにニーズを発見し、SPIN(Situation Questions 状況質問|Problem Questions 問題質問|Implication Questions 示唆質問|Need-payoff Questions 解決質問)を使って、潜在ニーズを顕在ニーズへと育てていくか、その方法が各種調査を通じて科学的に書かれており、大型商談の対し方が非常に良く理解できる。

 

なお、私が研修で習ったのはこの営業の「聴く技術」SPIN 「4つの質問」「3つの説明」を書かれたSPINの日本総代理店ケンブリッジ・リサーチ研究所の古淵さんだった。こちらの書物もSPINについて平易に書かれていておすすめ。

 

詳しくはこちら:

 


次は営業本ランキング11位〜20位もどうぞ


 

■おすすめのサービス


デジタルセールス特化型転職エージェント【マーキャリNEXT CAREER】


 

 
 
更新情報はこちらより!