営業は恋愛だ!と言われることは多いです。実際にテレアポで営業をしていると、そう思うことは多くあります。
実際に目の前にいない人物に対して、「この人に会ってみたい」「この人の話を聞いてみたい」と思わせるのは至難の業です。
がむしゃらに数をこなすだけでは、決して成功はしません。
私は総合広告代理店の営業職勤務で今年5年目になります。かなり体育会系の会社なので、1年目はテレアポで新規営業をするというのが新人の登竜門でした。
売り物がない広告業界でどうやってテレアポをするの?!と当初は非常に頭を悩ませました。
試行錯誤しながら、徐々に、話を聞いてもらえる、アポイントをもらえるやり方を見つけ出しました。
ここでは私が入社1年目の時に、テレアポを行いながら編み出した勝ちパターンをご紹介します。
- コツ①:事前に電話をする会社の情報を調べる
- コツ②:自分だけの勝ちのトークスクリプトをつくる
- コツ③:電話口、最初の15~20秒の会話がカギを握る
- コツ④:たとえ顔が見えなくても笑顔で抑揚をつけて話をする
コツ①:事前に電話をする会社の情報を調べる
自分のことを全く知らないのに猛アプローチをされると、腹が立ちませんか?
自分の会社のことをよく知っている人には、「ちょっと相談してみよう」という心理がはたらくものです。
テレアポをするときも同じで、事前に相手の会社が何をやっているのか、今後どんなビジョンがあり何に貢献できそうかを考えたうえでテレアポをしましょう。
そうすることで、話の中にも仮説を入れ込むことがスムーズになり、話が盛り上がることも期待できます。
コツ②:自分だけの勝ちのトークスクリプトをつくる
突然電話がかかってきて、要件もまとまっておらず一方的に会話が進められると、話も聞きたくならないものです。
テレアポの前には事前にトークスクリプトを作成してまとまりのある会話ができるようにしましょう。
要件は何で、どんな提案をどこにしたいのか、簡潔にまとめることをおすすめします。
回数を重ねると、「もっとこう話したほうが良いな」どブラッシュアップできる点も見えてくるので、その都度更新をして自分だけのトークスクリプトを作りましょう。
コツ③:電話口、最初の15~20秒の会話がカギを握る
コツ①と②にも関わって気ますが、電話をかけた先の最初の会話がとても重要です。
電話口の人が、切りたいと思ってしまう前に要件をはっきりと伝えるようにしましょう。
営業電話だと気づいて電話を切られるケースは往々にしてあります。
はっきり簡潔に要件を伝えることで、話を聞いてもらえたり担当部署につないでいただける可能性も広がります。
コツ④:たとえ顔が見えなくても笑顔で抑揚をつけて話をする
テレアポでありがちなのが、顔が見えないがゆえに、無表情でぼそぼそと話してしまうケースです。
私も最初は緊張により無表情になりがちで、そんな時は百発百中でテレアポの営業は上手く成約しませんでした。
顔が見えなくても、その雰囲気は声のトーンで伝わってきます。
電話口でも笑顔で、はっきりと声に抑揚をつけながら話すことで印象は良くなり、勝ち率もアップします。
テレアポを行う前には、実際に誰かと楽しい会話をするなどをして声や表情を作って臨むことをおすすめします。
とは言っても、やはりテレアポを日々続けているとだんだん疲弊してきます。
頑張ろうと意気込んでいても、気持ちが追い付かない時がでてきます。
そんな時は適度に息抜きをしながら根気詰めずに進めましょう。
しんどい気持ちでテレアポをしていても、なぜかうまくいかないものです。
楽しみながら、自分なりの目標を設定しながら進めると上手くいく確率も高まります。
また、オフィス内でPCに向かってもくもくとこなすよりも、たまに場所を変えてみたり、一人の空間で集中して行った方が周りを気にせず自分のペースでできます。
「会ってみたい」と思われる、自分ならではのテレアポの勝ちパターンを見つけてみてください。
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