40代サラリーマンのBusiness Reminder

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下剋上受験 桜井信一 感想

中学受験

 

子供の受験を考えて中学受験についての本を探す中で、たまたま目に止まったこの本、下克上受験(桜井信一)。以前阿部サダヲと深田恭子主演のテレビドラマをチラッと目にしたことはあったのだけど、こうして手にとってみると、感動的で素晴らしい本だった。思わず心が熱くなり、涙してしまった。



話としては、中卒のお父さんが自分達の人生の流れを変えると一念発起して、娘を中学受験女子の最高峰桜蔭学園に入れると決意し、1年半程の間に親子二人三脚で死に物狂いの受験勉強を行う、という実話に基づいたストーリーだ。

 

表紙のカバーに「勉強は、人を、家族を、ここまで変える」とあったが、本書を読むといわゆる受験勉強が持つ価値がよく分かる、というと言い過ぎか。学歴社会の崩壊と言われて久しいが、受験勉強自体の持つ意味は失われていないのだと再認識させられた。



なぜ娘の中学受験を決意したのかであたったり、”親塾“を選択し、日々どんな教材を使ってどんな勉強をさせたのかであったり、中卒として生きてきたが故の葛藤であったり(少々卑下しすぎではないかと思う節もあるが、、、まあこれが“下克上”というフレーズが響くようにする戦略でもあるのかもしれないけど)、娘への思いであったり、、、中学受験の意味であったり、



それぞれ人生経験豊かな人間だからこそかける面白みのある文章がまた非常に良かった。



それにしても、中卒と卑下されてはいるが、その研究熱心な様子は素晴らしいと思った。。我が家も受験生を抱えているが、爪の垢を煎じてのまなきゃなーと思わされた次第。

 

(蛇足)まさに昨日、我が子の塾のテストの結果が返ってきて、我が家も下克上をしていかなきゃ、なんていうタイミングでこれを書いている。今日は算数の出来が悪くて思わず怒ったりしてしまい反省。。。それにしても昔塾講師をやっていて、高校受験指導には自信を持っていたけど、中学受験の勉強を教えるのって難しいなー。

 

なにわともあれ、しばらくこの本がバイブルとなりそうだ。

*本文中に参考書なんかも結構出てきていて、著者同様ネットで入手しようと画策中。

 

下剋上受験

【主な目次】 序章 絶望と猛追

第一章 こんな場所にいてはいけない

第二章 中学受験というギャンブル

第三章 異常な水準の世界

第四章 本当の馬鹿を理解して欲しい

第五章 父さんは人柱になる

第六章 受験前夜

第七章 「最難関」の本当の意味

 

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データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー 歴代を振り返る

データサイエンティスト

 

 

日経BP「日経情報ストラテジー」誌が選出するデータサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー。既に4人が選ばれたらしい。ここでは歴代の4人について取り上げてみたい。


初代 大阪ガス 情報通信部ビジネスアナリシスセンター 所長(当時)の河本薫氏

現在は滋賀大学のデータサイエンス学部の教授に就かれている。一企業ではなく、中立的な立場から様々な企業・団体のデータ活用を支援している様子だ。著書も複数出されており、当ブログでも紹介させていただいている。

 

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筆者の動画をYoutubeで見つけましたので、掲載。

 

二代目 日本航空株式会社 Web販売部 1to1マーケティンググループ 渋谷 直正氏

莫大なpvを誇るJALホームページのログ分析や顧客分析、DMPの運用などを担当されている。ナショナルフラッグであるJALだけあり非常に注目を集めている、という印象。

 

参考外部リンク:

www.stat.go.jp

 

三代目 リクルートライフスタイル(当時)の原田博植氏。

分析でキャリアを積み、日本最大級のデータ集積を誇るリクルートで、戦略事業を分析でサポートする職務に就いたのち、現在はAI(人工知能)・機械学習の活用やビッグデータ分析を生業とするグラフという会社の社長をやっているとのこと。

 

リクルートのデータ活用はやはり流石の一言(紙媒体だったのが嘘のように、今ではデジタルでも最先端をいっている印象。)その中心にいた人物なので、受賞も納得感がある。定番本となっているデータサイエンティスト養成読本にも執筆をされている。

 

改訂2版 データサイエンティスト養成読本 [プロになるためのデータ分析力が身につく! ]

筆者の動画をYoutubeで見つけましたので、掲載。


四代目 パイオニア 商品統括部情報サービス プラットフォームセンター開発部 鎌田 喬浩 氏

カーナビから取れるデータの活用という意味では以前から取り組みが進んでいるパイオニア。その中心的な人物である様子。ナビから取れる情報を元に、ナビゲーションの最適化に当たっているとのこと。パイオニアは本業が中々厳しい状況ではあるが、MARS時代にこうしたデータ活用力を使ってどう事業を進めてゆくのか注目したい。

 

 データサイエンスが市民権を得るに従って受賞者の方々の活躍の場もどんどん広がっている様子。一時期のバズワード的な状況からかなり成熟してきたように思うけど(一部はバブルがはじけたような状態なのかもとも思うが)、次はどの会社の人が取るのか、興味津々だ。

 

参考外部リンク:トップデータ分析官が激論|日経情報ストラテジー

→データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー受賞者による鼎談コンテンツ。当座AIで何ができるのか、これからAIがどんどん社会に取り入れらる時代に、データサイエンティストに求めらえる役割は何なのかを考える上で興味深い内容。

 

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本当に儲かる株の見つけ方 感想

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アベノミクスによる株高が米中の貿易摩擦などの環境の変化もあって止まって、中国経済の変調や、ブレグジット、シリア難民問題等々で不安定な状況になっている今日この頃、2019年はどんな経済状況になるのか、これから株式投資ってどうやってゆくべきか、はそれなりに興味深いテーマだが、今日はそんな状況にぴったりな本の紹介。

 

有名なコンサルト・投資家の菅下清廣さんの新刊 本当に儲かる株の見つけ方(実務教育出版)を読んでみた。

 

菅下さんのお名前は以前より何となく目にしていたものの、著作を読んだのは今回初めてだったが、非常に興味深い内容で一気に読めてしまった。

 

全体的に示唆に富む本だったけど、印象に残ったのは以下のような点だった。



1点目

米トランプ政権の動向の影響を中心に、当座とこれから予想される国際情勢についてコンパクトにまとめ、株式投資への影響を独自の視点で説いている



2点目

安倍政権の状況を中心とした政治のあり方とそれが株式投資にどんな影響をもたらすのかを独自の視点で解説している



3点目

株価の変動のパターンをわかりやすく解説している(ちなみにそれが経済学で説かれているような定説に沿ったものであることが非常に信憑性を増しているように感じた。)

 

4点目

儲かる株について類型化し、オススメの企業を教えてくれていること(掲載されている企業が、ユニクロ・ドンキからはじまって新進のテクノロジー企業など個人的にはなるほど!・・・と唸るような企業で流石だと思った。ソースネクストなど、新しい発見もあった。)。

 

まさに今の世の中の情勢と、それに応じた投資活動をどうするかを考える上で、非常に役立ちそうだと思った。

 

未来は不確実であり、確実に儲かるというのは無理だと思うが、筆者の世の中を見る視点は、非常に参考になる(2020年に向かってデジタル産業革命を買う相場くる、という予想など。)。

 

こうした本を参考にさせてもらいながら、自分独自の視点を付け加えて儲かる株を探すのがいいのだろう。繰り返し手に取るに足る、なかなか良い本だと思う。

本当に儲かる株の見つけ方目次 

PART1 トランプが変えた世界の仕組み
PART2 安倍三選ではじまった激動の日本経済の行方
PART3 波動理論で読み解く2019年の市場予測
PART4 2019年に勝負するお宝銘柄ベスト25

 

【外部リンク】菅下清廣さんブログ

 

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2019年の手帳はダイソーのスリム薄型A6スケジュール手帳に

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久々の手帳エントリー。


2019年の手帳ですが、昨年同様ダイソーで売っているシンプルなスリム薄型、A6スケジュール手帳にすることにしました。


やはり、薄くて軽いのが最大の理由。


カバンの中に重いノートパソコンと無印良品のA 5ノート・Bluetoothキーボード・本(2冊ほど)・水筒と一緒に持ち運ぶ予定なので、少しでも負荷を下げるために重宝しております。

 

手帳としても、

・年間カレンダー

・年間計画表

・地下鉄路線図

・豆知識


と、最低限揃っているので、昨年一年使ってみて特に不自由は感じませんでした。


ちなみに昨年のものと比べてみたところ、大きな変化はないのですが、紙のはしがねずみ色に縁取られるようになっておりました。

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正直毎年手帳への書き込みは減ってきているのですが、今年は年間の予定を大まかに立てたり、先々を把握するなどの用途で、しっかり活用したいと思っております。


(*蛇足ですが、今年は新元号の話もあり、休日なども注意してゆかなければなりませんね。この手帳にも“この祝日は2018年3月現在のものです。法改正により祝日や休日が変更になる場合があります。”と注釈がありました。)

 

毎年今年意識したいことを1ページ目に書いているのですが、今年は以下のように書いてみました。

 

 

薄い手帳なので、ノートと一緒に手元に置いて自分の分身のように活用したいと思います。以上、2019年の手帳をダイソーのスリム薄型A6スケジュール手帳にした件のご報告でした。

 

ダイソーの手帳関連では続いてこちらもどうぞ: 

システム手帳のリフィルを安く購入する方法

手帳についてはこちらの記事も是非!: 

能率手帳の流儀 みずからの成長と人生の豊かさを求めて 感想

 

人生に奇跡を起こす営業のやり方 感想

東洋思想

 

営業で人間的な幸せを手にれるとは?

 

有名な営業本『キリンビール高知支店の奇跡』の著者田村潤さんと東洋思想家田口佳史さんの対談本。

 

以前から『キリンビール高知支店の奇跡』は営業本の中でも非常に売れ行きがよく、Amazonでの評価も高いことから興味を持っていて、いつか手に取りたいと考えていたのだが、ソーシャルメディアで、新刊本としてこの本の告知を見つけて思わず買ってしまった。

 

本の内容としては、田村氏が主導したキリンビール高知支店の奇跡がなぜ起きたのか、東洋思想の視点を入れて言語化し、その秘密に迫るというものと言っていい。

 

その追求の中で、営業とは何か、どうしたら営業をうまく進めることができるのか、営業を超えた人生への影響は何か、その秘訣が語られている(田口さんの言葉を借りれば、「営業という仕事が、なぜ人間的な成長や幸福をもたらすのか」について語られている。)。

 

営業を“修行”として捉えるなど、少し精神的な部分に踏み込む内容もあるが、営業度絵成果を出すためであったり、幸せな人生を送るためにはどんな心で当たればよいのかが書かれており、ためになる。

 

営業で成果が出ていない人や営業チームを率いるマネージャーさんなどに読んでもらいたいし、営業から離れた人にとっても道を極めるには、というような観点からかなり参考になるのでは?と思う。



以下、印象に残った文章を少々抜き出す。

 

P61-62 田村さん
「気を合わせる」ことは「迎合」ではない。迎合というのは、自分がそんな要素をまったく持っていないのに嫌々合わせること。そうではなくて、自分が持っている多様なものを柔軟に使って、相手と気を合わせるのです。
・・・
世の中には多様な考え方や価値観があることを知っておいて、お客様に合わせ、上司に合わせれば、苦手な人がいなくなるのですから、むしろ自分が自由になれるのです。

 

p12 田口さん

・・・実は営業ほど「人間的な幸せ」「人間としての成長」を得られる仕事もないのです。これは営業という仕事が、人を相手にするものであると同時に、何より、「自分自身を相手にする仕事」だからだと思います。

 

P71 田口さん
主観ばかりで見てしまうと、自分の都合のいいようにしか見ない。それに対して信頼できる人に相談し、自分でも深く考え、客観視できるようになると、視野が広くなる。すると袋小路に入らず、自由になれる。

 

 

P95 田村さん

社内を説得する突破口は「社の共通の基盤」にある・・・社内で何かを説得する場合には、そのような「共通の基盤」をベースに置けば、みんなの理解を得やすいことは間違いない。

 

P102 田口さん

どういう職業であれ、やはり普遍性のある部分、「根本」というべきものがあるのです。それが何かといえば、なんといっても「利他」です。「どうすればお客様に喜んでいただけるのか」ということ。

 

P109 田村さん

営業も、自分の足で立つためには、「自責」でなければいけません。責任を持たないといけません。

 

P200  田口さん

・・・私は、営業という仕事は、「悟り」にさえ至ることができる仕事だと思っています。私にいわせれば、日々の営業が修行になる。営業をすることで、悟りの境地に至って、幸せになれる。

 

東洋思想の入門的な内容も多く、東洋思想にも少しばかり興味が湧いてきた次第(ちょっとうがった見方をすると、営業マン向け東洋思想入門書なのかもしれない。)。

 

*長谷川さんが最近光文社新書から出しているぶれない軸をつくる東洋思想の力という本を枝廣さんという人と共著で出していて、それを書店で見つけて買ってしまった。機会があればレビューしてみたい。

 

※読んでみました。私自身、東洋思想に詳しいわけでもないのですが、今まで生きてきた経験に照らして、含蓄のある内容で非常に参考になりました。今後も未読したい一冊でした。

 

自分の営業活動を大きな視点から捉え直すことができる本だと思う。重要な営業コレクションとして継続的に読み返すことにする。

 

 

Photo by Le Minh Phuong on Unsplash

本物のビジネス英語力 久保マサヒデ

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ビジネスで英語をするための鍵はコミニケーション力


著者の久保さんは京都大学を出て日本長期信用銀行に入行、ロンドン支店に赴任し、その後ドイツ系の銀行のロンドン支店で長く勤務した人だとのこと。

 

(高校時代はブラジルのアメリカンスクールで学んでいたとあるので、背景的には元々子供の頃からある程度の英語活用の機会があったのだろうと思われるが、)日本人が欧州のビジネス社会で長年パフォーマンスを上げて生き残る過程で、英語についてどのように対応していていたのか、心構えやテクニック等が書かれていて参考になった。


英語だけでなく、勤務先(同僚や上司)や取引先の外国人とどう接していたのか、ビジネスでどんなことに気をつけていたのか、そんなことも興味深かった。

 

筆者が特に強調していたのは、以下の3点だった。


1 海外での成功の秘訣は英語力ではなくコミュニケーション力である


2 英語は意思を伝えるためのツールでしかない


3 海外のやり方や考え方に順応し、日本人ならではの良いところをうまく融合させることが重要である


特に語学力そのものではなく、コミュニケーション力の重要性について繰り返し言及されているのが、印象に残った(3もその一部とも言えなくもなさそう。)。


*ちなみに元々は『脱・英語力神話』という電子書籍だったとのこと。確かにこちらの方がしっくりくるな・・・


なお、

筆者の語学勉強法については、ヒアリング力と単語力の強化から始めることが推奨されていた。今でも自分用の単語ノートを作っているというのは驚きだった。


p166

知っている単語量が増えれば、耳に入って頭に残る単語の量も増え、ヒアリング力も相乗的に向上していきます。そうすれば翻訳されて入ってきた情報ではなく、海外の生の情報に触れる機会も増えますので、自分にとっても入手できる情報量は格段に増えることに繋がるのです。

 

▪️本書にあった英語表現


・同僚や取引先に何かを依頼する時の表現

Could you  do me a favour?

I wonder  if you can help me.


(メールの場合)

We would be grateful if you could provide us...
It would be appreciated if you could provide us...

 

・依頼を受けた後、後日連絡する時の表現

I will get back to you as soon as possible
I will revert as soon as possible.

 

・不明点を明らかにする時の表現
For the sake of good order
Ex) For the sake of good order,the price does not include...

For the avoidance of doubt

I would like to take this opportunity...


・依頼を受けたことに対して前向きな返答をする時の表現

We are pleased to advise you...
We are happy to accept your proposal.

 

・全面的な賛成をする時の表現
I(fully) agree with you

 

・そこまで諸手を挙げて賛同していない場合の表現
We share your view.
It is acceptable to us.

 

・相手の言い分を尊重する言葉を添えた表現

We appreciate your view.However ,we have to say we do not agree with you.

 

・お礼の意を表す時

We appreciate your kind understanding.

 

・メールの終わりで「何卒よろしくお願い申し上げます』と伝える表現

Your cooperation is highly appriciated.
Thanks for your continued assistance

 

・案としては評価するが、自分にとっては通用しない、ことを伝える表現
It is good,but not for me.

It is not the best way to...

 

・あくまで自分の個人の考えであるということを伝えるための表現

It is my view.

 

・自分のできる範囲で精一杯するが、絶対にできるという確約はしない

I will do what. I can

 

・この自分が言っているのだから、理解しろという妥協を許さないような強い意志を伝える言い方

I‘m  telling you.

*I mean it という言い方もされる

 

・やむなく受け入れざるを得ない時に使う表現。

I take a view.

 

ビジネス英語力を強化するために折に触れて読み返したい一冊だ。

 

本物のビジネス英語力目次

第1章 基本的な心構え

第2章 実践に役立つテクニック

第3章 外国人は日系企業の体質をどう見ているのか

第4章 三つの効用

第5章 日本人として避けたい行動

第6章 コミュニケーション力向上に英語力は必要か

 

こちらも是非ご覧ください。:

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Photo by Alexis Brown on Unsplash

エスキモーに氷を売る 感想

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エスキモーに氷を売る 感想

かなり昔に少々話題になっていたこの本、エスキモーに氷を売る(副題:魅力のない商品を、いかにセールスするか) ジョン・スポールストラ著、を実家の書棚に見つけて、少しづつ読んでみた。

以前から刺激的なタイトルだなーと思って頭には残っていたのだが、この本を読めば、エスキモーに氷を売ることも可能、ということで、実はエスキモーに氷を売るという話自体は出てこないw

この本は、NBAの弱小チーム、ニュージャージー・ネッツの元社長で、マーケティングコンサル会社を経営する筆者が、そのネッツを題材に、ジャンプ・スタート・マーケティングという筆者独自のマーケティング手法を解説したものだ(ちなみに筆者が冒頭で書いているように、筆者はこのジャンプ・スタート・マーケティングはスポーツでなくても適用可能と考えている。)。

筆者の言うジャンプ・スタート・マーケティングは、以下のようなものだ。そのまま羅列してみる。

1 自分が誰かを見誤るな
2 顧客の購入頻度を高めよ
3 自分の商品のエンドユーザーの名前と住所を入手せよ
4 新しい顧客の獲得には、トップが率先して取り組め
5 小さな実験をすることで、大きな変化をつくりだせ
6 いますぐ、革新的なマーケティングをせよ
7 自分のアイディアを上役に認めてもらうために万全の努力をせよ
8 「誠意ある販売」に努めよ
9 顧客がいるところへ行き、その場の雰囲気を「感じ」とれ
10 自社の商品に関心を持ってくれる人だけをターゲットにせよ
11 リサーチに決定権を与えるな
12 年次報告書をクライアントに提出せよ
13 社内のスーパースターがやる気をなくす要素を排除せよ
14 意図的に”よすぎる”条件をもちかけよ
15 バックルームをマーケティング・ツールとして活かせ
16 大口の顧客と小口の顧客を区別せよ
17 経営がきびしくなったら、セールススタッフ(変動費)を増やせ


ジャンプ・スタート・マーケティングによることで、日本語タイトル通り、エスキモーに氷を売るような、厳しいセールス環境でも、立派に売り上げを作ることができる、とのこと。

私が読み取った、ジャンプ・スタート・マーケティングの重要な要素は、

・自分たちが何者であるかをしっかり把握する


・過去の購入顧客リスト等で、自社に興味のあるすべての人をリストアップする


・そのリストに対して特別なオファーなどを提供し、購買誘導する(筆者のいうところの”一つだけのセグメントに対してマーケティングする”)


・マーケティングのイノベーションに意識的に取り組む


そんなところか。

リストの重要性と、そのリスト内のユーザーとのコミュニケーションの開発、イノベーティブなマーケティング手法に取り組むことの重要性そうしたことが強く伝わってきた。


昨今、コンテンツマーケティングということが言われるが、やはり、顧客リストを作り、それの中を分類し、自社に対して関心を持ってくれた人に対して適切にコンテンツを提供してゆくことが大切だと再度感じた次第。

また、個人的には7の上役への説明時の準備の重要性という話も参考になった。
(電気イスを免れるために、最高裁判所へ向かうぐらいのつもりで準備せよ、とあって笑った。)


特に売れない商品のマーケティング担当になった時にどうやってゆくか考える際に参考になる、結構いい本だと思う。


■一文ピックアップ

人々が商品を買わないのには理由がある。それは偶然に起こるわけではない。ジャンプ・スタート・マーケティングというのは、誰も欲しがらない商品を消費者に無理に押しつけることではない。それは、誰も欲しがらない商品をとりあげて、その販売戦略を変え、作り直し、あるいは中身を入れ替えて、お客が買わずにはいられないものにすることである。 p235

 

 

EWINの折りたたみキーボードZR-050BRを買ってみた

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EWIN 折りたたみキーボードZR-050BR使用レビュー

 

久しぶりのガジェット投稿。


少々前から気になっていたEwinの折りたたみキーボードZR-050BR)。アマゾンのサイバーマンデーで少し安くなっていて3,000円そこそこで買えたこともあり、思わず購入してしまいました(セールで5,000円ぐらいになっていたFire HD8にも惹かれたのですが、結局はこちらにしてしまいました。果たして選択の結果ははどうだったんでしょう)。

 

ということで早速使ってみてます。ライトなレビューを。

 

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折りたたむとこんな感じ。苦なく持ち運べる感じです。


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キーボードを広げると、こんな感じ。横幅は十分にあるので、全くストレスがありません。

 

ベアリングは左上のコネクトボタン長押しですぐに変更できました。


キータッチは慣れれば大丈夫かもしれませんが、結構浅い感じ。これは薄型なのでしょうがないかな。


キーの配列は右下にもSHIFTキーがあるのですが、これがまだ慣れません(ENTERキーとの使い分けの感覚をつかむ必要がありそうです。)。


何はともあれ、約140グラムという重さが素晴らしい。これなら仕事に行く時もほとんどストレスが無い感じです。


慣れてくれば、かなり快適かも(特に広げたら1秒も待つことなく文字入力できるのはかなり快適と思いました。)。ちょっと使い込んでみたいと思います。

 

※過去のキーボード記事はこちらから

しばらく会社に行くときは今回購入したZR-050BR、プライベートで出かけるときは下でれびゅーしているRBK-3200BTiということで使い分けをしてみたいと思っております。

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朝晩30分 好きなことで起業する 感想

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熱中が鍵

朝晩30分 好きなことで起業する 新井一 著を読んでみた。

 

それが小さいことであっても、事業を起こすというのはそんな簡単なものではないと思うけど、自分の力で生きていくのは魅力的であり、私もいつかは、と思っている次第である。

 

もしかしたらそれは引退後になるかもしれないし、意外と早く来るのかもしれないが。

(と書いてみたのも、先日昔の会社の同僚が久しぶりに集まる飲み会があって、て、当時お世話になっていた上司の何人かが企業していたから、といったこともあるのだが、、、)。



同書は、働きながらリスクゼロで起業する方法、を説いた本だ。筆者の新井さんは10000人をプロデュースした企業のプロで関連書籍を複数出している方だそうだ。

 

やはりまずは自分自身の好きなことや強みを把握することの大切さについて書かれており、それをどう深掘りしてゆくのか、陥りやすい罠は何か、会社員であれば最初はどんな心持ちから始めるべきなのか、などが書かれている。

p62

一刻も早く売り物を見つけようとあせりだすと、つい外部にアイデアを探してしまうのですが、その前に自分の内部と対話することが重要です。最初のベクトルは、外ではなく内に向けてください。自分はどんな人間で、何をやりたいと思っているのか?・・・

 

スペシャリティを高めるためにまずは同じジャンルの本を60冊読む、というような具体的なアドバイスもあり、参考になった。

 

オーソドックスではあるが、副業について考えるきっかけとして手軽に読めて良い。私自身も寝食を忘れて熱中できることは何か?考えてゆければと思う。

 次はこちらもどうぞ:

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Photo by Monica Gozalo on Unsplash

プレゼンは「目線」で決まる 西脇 資晢著 感想

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また思わずタイトル買いしちゃいました。マイクロソフトの執行役員でエバンジェリストをされている西脇 資晢さんの本、プレゼンは「目線」で決まるを読んでみました。副題はNo.1プレゼン講師の 人を動かす全77メソッドとありました。

それにしてもどんどん著書が出てきますね・・・。今回の本は、”エバンジェリスト”という冠もついておらず、よりプレゼンの本質論について語られているように感じました。

【過去記事紹介】

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プロローグの部分で、筆者は「伝える」の本質として以下のように語っています。

・「相手の目が見えていないもの」について伝えても、99.9%理解されない。
・何かを伝えたければ、まずはそれを「見てもらう」ことが大前提


今回のこのプレゼンは「目線」で決まる、主題はタイトルで言い尽くされているのだけど、プレゼンにおいていかに受け手の目線を誘導し、実際行動を起こしてもらうという目的を達成するか、についてスライド・シナリオ・トークという3つの要素それぞれの改善という観点から丁寧に書かれておりました。


あの評価の高い西脇さんのプレゼンがいかにして作られているのか、その内幕もかなり書かれていて、過去の著作同様、自分のプレゼン力を少しでも改善するために非常に参考になりました(手元資料は配布しない、だとかフォントはメイリオでとか、写真素材の入手方法などの視線誘導のための詳細の施策も参考になりました。)。あまりうまくない人のプレゼンから学べ、というアドバイスも心に残りました。

 

そして何よりも、Prologueに出てくる心のまえに、「目線」をつかめという言葉がぐっときました。

個人的には昔から人の目を見て会話することを励行するなど、”視線”を強く意識して生きてきたつもりでしたが、元来の人見知りもあり、いつの間にかなおざりになっておりました。

今年はプレゼンの機会が多くなってきており、西脇メソッドを参考に視線のありかを意識しながら、結果につながるプレゼンを目指してゆきたいと思っております。まだまだ、プレゼンで人を動かす、というようなレベルに達していないと改めて反省させられますが、西脇さんの本のおかげでまだまだ改善できるのでは?という希望も持てています。

さらっと読めてしまうけど、かなり参考になりました。

プレゼンは「目線」で決まる目次
【Prologue】心のまえに、「目線」をつかめ

【Chapter 1】プレゼンは「目線」で決まる

【Chapter 2】スライドで目線をリードする ― [西脇式プレゼン①]

【Chapter 3】シナリオで目線をリードする ― [西脇式プレゼン②]

【Chapter 4】トークで目線をリードする ― [西脇式プレゼン③]

【Epilogue】「伝えるものへの愛」はありますか?

 

【著者の動画】プレゼンテクニックが学べます。

【関連書籍】
人を動かす カーネギ著を読む  
→近くせっかくなので、再読してみたいと思っております。

 

山口周 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか 感想

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山口周さんの世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのかを手に取ってみた。副題は経営におけるアートとサイエンス。

 

ずっとメル活で値段が安くなるのを追いかけていたのだが、全然値段が下がらず、しびれを切らして少し高い価格で買ってしまったのだが、十分にその価値がある一冊だった。また、値段が下がらないのも納得だった。

 

著者の山口さんは慶応文学部の哲学科を卒業、大学院では美術史の学び、その後電通やボストンコンサルティンググループを経て、現在組織開発人材育成を専門とするコーン・フェリーというコンサル会社でクライアントパートナーをやっているという人だ。

 

これを読むとライブドア事件、電通のパワハラ問題、DNAのコンプガチャ問題、ベルク問題、オーム真理教の問題、こういった問題の背景には共通項があるということが理解でき、なるほど!だった。

 

著者は日本の企業の競争力が衰える原因の1つが、論理敵・理性的な情報処理スキルの(サイエンススキル)への偏重であるとして、論理も直感もというバランスが必要であるという問題提起をしている。

 

論拠としてはいくつかあるが、VUCAと呼ばれる先の見えない時代にうまくビジネスをして行くには、論理だけでは太刀打ちができず、論理と直感のバランスが非常に重要なのだというのが、主なものだ。

 

私自身大企業に勤めていることもあって自分の置かれている立場上の色眼鏡を考慮に入れても論理偏重を指摘する部分は非常に面白かった。

 

また、アート思考がビジネスの現場でなぜ役に立つのか、納得感のある形で説明されていて非常に興味深かった。

 

この本を読んで改めて哲学を和学意味が分かった気がする。

 

全体を通じて著者の引き出しの広さはさすがだと感じた。

 

なぜリーダーが「美意識」を鍛えるのか、なぜ日本企業からイノベーションが生まれないのか、なぜ哲学が大切なのか、そんなことに明快な答えを与えてくれる素晴らしい本だった。

 

今後の生きる指針を与えてくれるといっても言い過ぎではないと思う。ぜひ何度も読みなおしてゆきたい。この本の教えを念頭に美意識を鍛える、ということも意識してやってゆきたい。

 

蛇足1)この本を読んだから、というわけではないのだが、今日たまた美大の文化祭に行って、アートに触れてきた。またこれもたまたま子供が通っているアトリエのなかに入らせてもらう機会があった。身近なところからアート思考を鍛えていければと思っている次第。

 蛇足2)まだ東京で消耗しているの?というブログでも有名なイケダハヤトさんが、Voicyというボイスメディアの#イケハヤラジオという番組で”人付き合いでは好き嫌いを大切にしている”(2018年10月25日)というテーマの中で、理性ではなくて直感で判断することの効能(差別化的な観点で)的な話をしていて、この本で語られていることと同じだなーという印象を持った次第。

 

転職活動で失敗しないポイントとは?

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■転職活動で失敗しないポイントは?気になる注意点を伝授

今やっている仕事にやりがいが感じない。上司のストレスでもう耐えれない等、転職を考えている方は少なくはないでしょう。ただ闇雲に転職先を探したとしても本末転倒です。

そのまま何も考えずに転職してしまっては、遅かれ早かれ現状と同じ状況になっているでしょう。そうならないためには、幾つか注意するポイントがあります。つまりこれを抑えておけば、転職で失敗するリスクが極端に低くなります。

私の知人でも転職を繰り返している方が多くいましたが、共通していることは“転職の優先順位”が曖昧になっているということです。詳しくは以下で説明しますので、転職で失敗したくない方は最後まで閲覧することをおススメします。

 

 

■あなたが転職に失敗したと感じる時を理解しよう

転職に限らず、今の就職先で失敗したと思っていることは何ですか?給料が良いけど拘束時間が長いからプライベートの時間がとれない。休みが多いけど給料が少ないからお金を自由に使えない。給料も休みもしっかりしているが、単純作業ばかりでやりがいが感じられない等、色々あると思いますが自分にとって何が欠けているから転職したいのかを冷静に考える必要があります。つまり焦ってはいけないということです。

 

転職する際に大事なポイントは3つあります。

・転職の優先順位(求めるものを明確にする)

・退職する前に転職活動をする

・内定を承諾する前に労働条件をしっかりと確認する

この3つのポイントが非常に重要になってきます。しっかりと3つのポイントを理解して転職に役立てましょう。

 

 

■退職する前に転職活動をする

1年程働いているのであれば、有給休暇が付与されているはずなので転職活動をする際には、有給消化中に行うことをおススメします。退職後に転職活動をした方が、時間の融通もつくからやりやすいという意見もありますが、その反面リスクも含まれています。

そのリスクとは収入が無いために、金銭に余裕が無くなり冷静な判断ができなくなります。自分はそんなことないだろうと思っている方も、私が見てきた殆どの人は冷静な判断ができなくなりとりあえず収入が無いので、何の仕事でもいいから始めないと。という軽い気持ちで転職先を決めてしまいがちです。そうなってしまっては元も子もありませんので、転職する前に自分が何で転職したい気持ちになったのかを冷静に考えながら行動すると良いでしょう。

 

■転職の優先順位(求めるものを明確にする)

今の就職先になくて次の就職先に求めたいものは何かを明確にしておきましょう。楽観的な気持ちで転職すると必ず失敗します。

しかし自分が求める全てを兼ね備えている転職先は極めて少ないでしょう。その中でも自分が最優先すべきことは何か順位を付けておきましょう。このぐらいなら妥協してもよいかなとか、これは絶対に外せない等、紙にメモをとっておくのが良いでしょう。

 

 

■内定を承諾する前に労働条件をしっかりと確認する

面接時や内定後に必ず労働条件を確認しておきましょう。質問しにくいからといって妥協は厳禁です。働き始めてから後悔の無いように、事前の確認を怠らないようにしましょう。

特にブラック企業の特徴としては、質問しても曖昧な回答しかしなかったり、求人票に載っていた内容と異なる待遇を説明されたりした場合は、内定を承諾せずに考え直した方が良いでしょう。

 

■まとめ

いかがだったでしょうか。私の経験をもとに3つのポイントを紹介しました。

実際に私も何度も転職を繰り返しましたが、金銭面での焦りもあったりして転職先を曖昧な理由で決めてしまったことに今でも後悔しています。

なぜ私がここまで転職にこだわるのかとうと、人生の全てに関わってくるからです。

車の購入、結婚、独立、それに老後にまで関係してきます。人生の大半を仕事場で過ごすのですから、自分にとってプラスにならない仕事には就きたくないですよね。

車の購入(ローン)やクレジットカードもそうですが、仕事をして安定した収入がなければどちらも手に入りません。社会に出た時、信用となるのが会社の情報といっても過言ではないでしょう。

 

それに何回も転職を繰り返していれば面接にも不利になります。

以前、採用担当をしていた私だからこそいかに重要かが理解できます。転職を3度以上している場合には要注意です。基本的には会社事情といってもあてにされず、採用を見送りになる可能性が高いでしょう。ただし採用を見送りになる可能性が、転職3回以上から高まることは事実ですので、あなたが何回も私と同じように転職を繰り返していては、本当に働きたかった会社で働けなくなります。

転職する場合には、先述で説明した通り3つのポイントをしっかりと抑え、転職に失敗しないようにしましょう。

 

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保険のない国から来た私がトップセールスになれた理由 感想

保険のない国から来た私がトップセールスになれた理由 周 小異を読んでみた。

題名に惹かれた部分もあったけど、内容は骨太。社会主義で保険の無い国中国から日本に渡り、保険というものを知らず、日本語も満足に分からない中で努力して日本生命の営業レディーになり、これまた圧倒的な努力の中でトップセールスにまで登りつめた周 小異さんによる営業指南本。

 

親の反対も押し切って日本に来た、という追い詰められた状況で日本に渡ってきたということもあったのだろうが、何が“不可能を可能”にさせたのか、興味深く読めた。

 

(義理と人情が大切と言われ、血縁や地縁などが大切とさせる保険業界の中において)本当の意味でゼロからであったが故なのだろうが、お客さんと心を通じさせる方法や飛び込みの方法など、具体的に書いてあって営業本としても骨太で非常に使えるという印象。 

 

何度も読み返す価値のある一冊だ。

 

今日の一文 P250:セールスの仕事をしているとき、一番好きになった言葉は「不可能は可能になる」という言葉でした。仕事とは、人生とは、本当にそうなのです。不可能だと思った瞬間に不可能になり、不可能ではないと思った瞬間に、可能になる。・・・ 

 

 

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語学と気づきの心理学 丘田悟 感想

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語学と気づきの心理学 丘田悟 を読んでみた

 

手に取ってみたこの本、語学と気づきの心理学 丘田悟著 セルパ出版は普段なかなか手に取る機会の無い、ユニークで面白い本だった。

 

著者は首都圏で普通に勤め人をやっている人の様子。年齢は50代後半に入ろうという感じか。文章からはそんなにサラリーマンとしてバリバリやっている感じでもなく、普通に勤め人をやりつつも趣味も大切にする人、という印象だが、実際はどうなんだろうか。

 

生涯学習の一環として英語の勉強している時にふと奇妙な現象に遭遇し、その現象とユングの心理学に類似性を見出すとともに、自らの人生を豊かにする可能性を与えてくれることに気づき、心理学的な実験を通じてその現象を解明しようとする。

 

この本はその新しい手法との出会いやそれについての心理学実験に関して語ったものだ。定常的に続けている平坦な英語学習がきっかけだったというのが、なんとも面白い。

 

私自身、著者同様毎朝通勤電車の中で英語の勉強をしているものの、同じようなシチュエーションで著者のいうような体験をすることがあるのかどうかというと正直無理かな・・・というのはある。

 

  また、心理学的な実験ということで、少々怖いところも感じる。(著者も指摘している通り心にかなり負荷をかけるような内容にはなるようなので取り扱い注意なんだろう。)

   

果たして著者の言うような神秘的な体験があり得るのか?

 

私自身人生の後半戦に入ろうとしている段階だが、この本で語られているような世界について、はなから否定するものでは無い。人間の脳ってそんな機能がありそうな気がする。

 

私同様、それなりの年齢になった人であれば、生きる上でこのような体験の存在を信じる人も多いのでは?マインドフルネスとかそういったものに脚光が当たっているところもあるし、、、

 

そういう意味でいかに人間の奥深さや人生を豊かにするということを考えさせてくれる本だった。

 

著者も書いている通り、人生の荒波を過ごしてきて自分に向き合いたいという人や、ユングの心理学などに興味を持っている人なんかは読んでみると面白いかもしれない。

 

※正直、英語学習でなくてもいいような気もする、というのは本音だが。。。

 

それにしても心理学の知識と良い音楽の知識と言う文章がないといい内容といい、著者はかなり知識レベル高い人であるんだろうと思われた。

 

折に触れて読み直してみたい一冊だ。


語学と気づきの心理学

  • 丘田悟
  • セルバ出版

Amazonで購入
書評

 

語学と気づきの心理学目次 

第1章 心の豊かさを渇望する人々―今のシニア世代の動き
第2章 過去、現在、未来への航海―一瞬の映像がもたらす気づきのメッセージ
第3章 語学が気づきのチャンス?―謎の映像を巡って

 

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ビジネスマンにおすすめの習い事について

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正直ビジネスマンしながら習い事って無理だと思いませんか?

私が以前ビジネスマンをしていた時はそう思っていました。今より営業のスキルを付けたい、外国人の接客を出来るようになりたい、独立するために経営の勉強がしたい等、様々な願望がありました。

しかし、残業や休日を優先したいがために習い事を始めることはおろか、調べすらしなくなっていました。そんな私でも、同期が次々と出世していく様を見ていると焦りに煽られ何か変わらないといけないと思ったのが始まりです。実際この記事を見ている方も私と同じ心境の方が多いのではないでしょうか?そんな皆様に私が実際に経験した効率が良く、成果が確実に出る習い事を紹介したいと思います。

 

■習い事のメリット・デメリット

今後の仕事の選択肢が増え、様々な専門知識もつけることができるので、自分のスキルアップにも役立ちます。習い事といえば勉強等のイメージが強いと思いますが、スポーツや普段触れることのできない芸術だって経験を積むことができます。

「今している仕事と全く異なる習い事をして何の役に立つの?」これは私の友人にいわれた一言です。その時にやっていた習い事は、ボクシングジムに通ってのエクササイズでした。確かに直接的な関係はありませんが、普段スポーツをしない私にとって、かなりのリフレッシュ効果があり、その効果のおかげで仕事に身が入っていたと思います。

 

■短時間でも効果あり!効率の良い習い事とは?

ビジネスマンからすると長い時間習い事に費やすことは難しいと思います。そこでこれから紹介する習い事は、短時間で効果がある習い事を3つ紹介します。一つでも気になるものがあれば、すぐにでも実施しましょう。今取り組まなくて後悔するか、だまされたと思って踏み出してみるのか、前者後者のどちらが自分のためになるかを決めるのは皆様次第です。

 

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・英会話(費用700円/15分~)

・説明力向上レッスン(費用500円/20分~)

・台湾語/中国語レッスン(費用700円/25分~)

 

私がおススメする習い事は上記3つです。

全てビジネスに活かせる習い事になっています。紹介した習い事はすべてネットで受講が可能です。https://cafetalk.com/?lang=ja  リンク先:カフェトーク(オンライン習い事)

 

■何故“3つ”の習い事がおススメ出来るのか?!

まず英会話レッスン、これはいうまでも無く世界共通語ですので、今後必ず必要になってきます。東京オリンピックが近いこともあり、沢山の外国人が日本に押し寄せます。

今までは必要じゃなかったかもしれませんが、今より遥かに外人との交流が多くなるでしょう。今からレッスンしておけば、昇給の可能性や就職の際に必ず有利になりますので、個人的な意見としては、一番おススメな習い事です。

 

台湾語/中国語のレッスンもありましたが、英語の次に世界共通語になるのは中国語といわれているのを知っていますか?日本でも中国に店舗を持っている企業は沢山あります。もしあなたが独立して輸入輸出業をしてみたい、もしくはAmazonや露天等のネットショッピングを使って販売してみたいと思っているのであれば必須の習い事です。

日本では、まだなじみの少ない習い事ですが、英会話ぐらい当たり前な習い事になる日も、そう遠くはないと思います。

 

そして最後に“説明力向上レッスン”ですが、これはビジネスだけではなく生きている限り必ず必要となるスキルです。面接においても必要なスキルですし、普段の会話でも説明力が無い人の話は面白くはありません。

例えるなら悪い言い方になりますが、酔っ払いの話を聞いているような感覚です。

酔っ払いの話を聞いていると主語、述語が無いだけではなく、同じような内容を何度も繰り返しますよね。それが聞いていて不愉快になるため、話していても面白く感じない要因なのです。当然ですがよっていない状態で、周りからそうは思われたくないですよね・・・。そういった効果にも繋がるので、費用対効果が極めて高い習い事だと思います。

 

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■結局は自分のやる気次第

恐らくこの記事を読んで、すぐに行動に移す人は100人に1人ぐらいでしょう。最終的には自分のやる気次第です。厳しい言葉ですが、この習い事をやってもやらなくても、私にはメリットもデメリットもありません。ただ伝えたいのは、やった人にしか分からない世界があるということ。独立とか昇格した時の想像をすることは簡単ですが、そこで成果を出せるか出せないかは、習い事や日頃の積み重ねであることは覚えておいて下さい。

私の経験としては、習い事している、していないに関わらず先述で紹介した3つのスキルを多く持っている人に成功者が多かったので、何の根拠もなしに皆さんに紹介している訳ではありません。いきなり全ての習い事をする必要はありません。1つでも良いので経験してみて下さい。この記事で私が説明したことが良く理解できると思います。

 

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