営業本マニアックス

営業本を中心に、ビジネスパーソンが読んで役立つ”営業”情報をご紹介してゆきます。

奥城良治 超一流セールスマンの秘密 感想

 

奥城良治同行セールス記録 超一流セールスマンの秘密という本を手にとってみた。副題は”神様”が明かす驚異のノーハウ

 

Twitterのタイムラインでこの奥城良治さんの営業に関する熱い言葉が流れてきて、何の人なのだろうと気になって手にとった次第。

 

同書はトップセールスマンから秘中の秘を学ぶ、というテーマで書かれた本で、日産自動車販売でトップセールスマンだった著者が、これまた超一流の営業マンに同行し、そのセールスの秘密から生き様までを探り、詳細に記述した面白い本。

 

改めて見てみるとなんと私が生まれた年に出された本で、なんとなく縁を感じてしまった。



■1人目は百科事典のセールスマン伊藤さん

 

リズムを大切にするが故に昼飯もとらずに、絶望的な顧客の断りも負けず、ソフトな語り口で見事な切り返しトークを展開しつつ、次から次へと営業を続けるそのストイックな営業スタイル。

 

若干今と時代背景の違いを感じないでもないが、その同行営業の様子を書いたところ、特に百科事典を実際に脈の無さそうな主婦の人にどう販売したのか書いた部分は具体的で非常に面白かった。

 

加えて言うと、伊藤さんは「一日130件をノルマに走って訪問し続ける」(p140)のだと言う。

 

当たり前だけど、その活動量の多さも印象に残った。



■2人目は東京トヨタの自動車営業マン中村さん。

 

家族との時間を犠牲にすることも厭わず朝から晩までに猛烈に働く様が伝わってきた。

 

販売店の新人教育を全部引き受けて、自分の息のかかった営業マンのいる販売店を育てる、同じテリトリーの他社の営業マンに案件を紹介し取り込んでしまい競争意欲を減退させる、等々の多様なセールスマンの施策を企画し、売り上げを拡大してゆくという取り組みが参考になった。

 

昭和の時代にテレビで猛烈サラリーマンの代表のように取り上げられる方々で、今の世の中の時代背景に合わない部分もあると思われるが1日の使い方やお客さんとの掛け合いの方法、販売の仕組み作り等々参考になる部分が沢山あった。

 

3人目は奥城さんご自身について。時間を厳格に管理し、欲を寡くし、自己啓発を多くする、それらを徹底的に行う様子が詳しく記述されていた。

かなり昔の本だが、温故知新じゃないけどなかなか良い読書体験だった。

 

実は第二弾も存在し、そちらも手に入れたので、機会を見て感想を書いてみたいと思う。

 

著者の他の著書『強豪セールスの秘密』や本書の中に出てくるブラザーの金子信一さんと言う人の『鬼の販売部隊部隊』という本なんかも手にとってみたいと思った次第。

 

 

 

 

 

 

 

次はこちらの記事もお願いします。