自動車営業でおすすめの本11選で取り上げている1冊。
丸紅系の会社販売会社からキャリアを始め長く BMW のトップセールスとして君臨し、支店長として会社の業績アップに貢献された飯尾昭夫さんの本。
営業のタイプとしてはこのブログでも何回か紹介しているかばんはハンカチの上に置きなさいで有名な川田さんと重なる部分が大きいなあと感じた。
p 7
一歩引いた接客がもしかすると私の特徴なのかもしれないと思うようになりました。
普通の人が真剣に営業に向き合い悩みながらもトップセールスにまで到達したその過程は興味深いし学ぶことも多そうだ。
1台も売れない新人時代のどん底の様子、トップセールスになりお客さんをたくさん抱えながら寸暇を惜しんで働く様子、どん底と頂点がどちらも体験した筆者だからこそ描けるという部分もありそうだと感じた。
副題にあるお客様の喜びを引き出す逆術は理想論と切り捨てずぜひ見習いたいものだ。
今回チェックしたのはこんな部分
P114
私が知っている限り、売れている営業はとにかくお客様を訪問しています。なんだかんだと出かけていきます。空振りでも気にしません。そして、お客様の考えを確認しながら商談を進めていくのです。
P148
しかし営業はお客様に「会いたい」と強く願い会えるまで会いに行くことからしか始まりません。 それは今でもこれからでも同じでしょう。飛び込み営業はたくさんの人に会うためにはとても良い方法です。
●こんな人が読むといい
- トップセールスがなぜトップセールスになれたのか知りたい人
- トップケースはどんな人か知りたい人
- 自動車ディーラーの営業職に興味のある人
- プロの接客術を学びたい人
なぜ、私は BMW を3日に1台売ることができたのか目次
第1章 入社から7か月1台も売れなかった私が、なぜ、日本一BMWを売ったセールスマンになれたのか
第2章 トップであり続けた矜持
第3章 買っていただくのは「最高の歓び」
第4章 お客様に教えられた大事なこと
第5章 営業に「魔法の杖」はない―若き営業マンへ
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