今回のテーマは「営業の魔法」という本に関して。(営業本おすすめの28冊で紹介している一冊。)
この書籍は元々ダメ営業マンだった若者がある日師匠に出会い、課題を出されながら営業ノウハウと営業の素晴らしさを学びながら成長していく物語です。
実際この書籍に載っている内容を実践すれば営業で成果を出すことは勿論異性とのコミュニケーションにも活かすこともできますし、家族間のコミュニケーションに関しても良好にすることに活かすこともできるかと思います。
人を動かすにはコミュニケーションのコツを掴む必要があるということですね。
僕自身テレアポでも、実際の対面での営業でもどちらでも役に立ったし、売り上げ一位を達成して、社長賞1位を獲得したりできました。
ちなみに営業を学ぶ前はコミュニケーションに関してコンプレックスがありました。
それを営業を通して解消することができ、その中でも今回紹介する営業の魔法はその礎になるバイブルといっても過言ではないのでとても感謝している書籍でもあります。
具体的にアポで日時、時間設定をする際に使えたり、販売時にお客さんを迷わせずに誘導することができたりする術が学べます。
ぜひ営業の魔法を読んで営業で成果を出したり、普段のコミュニケーションに活かしていきましょう。
全部が全部すぐに習得できる必要はないかと思います。が、本書でも紹介されている二者択一法などは利用しやすいかと思います。
これはこちらで二つの選択肢を提示してあげることでスムーズに会話をすることができ、相手を迷わせずに済む効果があります。
また場合によっては購入を前提に話を進めることができたり、アポイントが決まった前提で話を進めることができたりなど、様々な場面で活用できるものになっています。
食事に関して夕飯に何を食べたいか聞くときにも使えます。「今日の晩御飯何がいい?」と漠然と聞かれると困ってしまって答えづらくなってしまったりしますが、
例えば
「今日の晩御飯は和食と洋食どっちがいい??」
と和食、洋食と二つを提示してあげることでどちらか選択するだけで済む状態を作り、相手の考える手間を省いてあげることができます。
そうすると相手は楽に受け答えができるようになるので、スムーズに会話を進めることができます。
その他にもクロージング時(提案時)推定承諾話法など様々な営業術がストーリーの中で紹介されるのでとても楽しく学べる良書になります。
ぜひ何度も読んで、営業を学びたい方、コミュニケーション能力を向上させて人生を好転させたい方は自分のものとして活かせるかと思いますので参考にするといいんじゃないでしょうか。
最後に上記の紹介以外でも自分的に本書で今思い出すだけでも役立ったなと思うものを簡単に記載しておきます。
【 間について 】
みんな沈黙に耐えられなくてついつい無駄話をしてしまいがちですが「間」を取ることの重要性が理解できます。
あと「目」の使い方に関しても学べるので小さいことではありますが自分はこの「目」を活用して会話をする際に集中してもらうようにしたりしました。
例としては
家族づれで夫婦のかた二人を集中させようと思ったら交互に目を見ながら話すと集中してもらえたりします。
この「目」に関してもチラっとストーリーの中で出てきますが、バカにできない力が「目」にはあることを学べるかと思います。
【 ストーリー話法 】
人はストーリーが大好きですし、ストーリーを例に話を進めてもらえるとついつい聞き入ってしまったりあらゆる話に信憑性が増して信用度がぐっと増すのでストーリーを活用することの重要性に関しても学べていいかと思います。
いかがだったでしょうか?
コミュニケーションは人生を変えると僕は思っています。
ネットが発達した現代では会話をすることが少なくなっているかもしれません。
ただネット上でのテキストのやりとりだろうとそれは「コミュニケーション」であることは変わらないと思っています。
そうすると営業を学ぶことは誰もが関係のあることだと思うのでぜひ「営業の魔法」を参考にしてみるといいかもしれません。
営業の魔法目次:
プロローグ
魔法のはじまり
魔法その1 瞬間の沈黙
魔法その2 人間力
魔法その3 売らない営業
魔法その4 既成概念
魔法その5 応酬話法
魔法その6 二者択一話法
魔法その7 イエス・バット話法
魔法その8 質問話法
魔法その9 類推話法(ストーリー話法)
魔法その10 推定承諾話法
魔法その11 肯定暗示法
一冊一顧客ノート
魔法その12 ポジティブ・シンキング
未来へ
魔法ノート
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