40代サラリーマンのBusiness Reminder

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ゴールデンウイーク(GW)に使いたい交通系iPhoneアプリ選

ゴールデンウイークが間近ですね。皆様GWのご予定はいかがですか?私は逆にこんな時だからこそ、部屋にこもって作業となりそうです。とほほ。まあ、こんな私はさておき、長期休暇におすすすめの交通系iPhoneアプリをご紹介。是非私の分も有効活用してくださいませ。

 

■総合
・Googleマップ

もはや、かなりの人が使っているのでは?と思うけど、やはり圧倒的に便利なGoogleマップ。現状では無料のスマホナビとしては最良だと思われる。私もすっかり虜になってしまった。音声での案内は、今私が載っている車のカーナビよりも正確w。Googleの検索技術が合わさって目的地まで効率的に到達できそう。


距離測定
地図上の2点間を指で指定して、その間の距離を測定できるという便利アプリ。
ちょっと長距離のドライブなどに行く際に役に立ちそう。このアプリを手に取りながら、昔行った道北でもドライブしたいな~(夢想。)


→近頃同種のアプリとして、マピオンのキョリ測が出てきた。こちらは中距離程度までの2地点間の距離を調べるのに便利な印象。また、高低差を出してくれるのはとってもいい。

■自動車

gogo.gs
ガソリン価格の比較サイトgogo.gsのiPhone版。モデルとしては、消費者の人が、店舗の価格を見て、サイトに上げるというCGMモデルのサービスだ。近くのガソリンスタンドのガソリン価格が位置情報から分かるというもので、車乗りには非常に便利。

 

渋滞情報マップ
全国の高速道路・一般道路のほぼすべての渋滞情報や交通情報をサッと素早く確認が出来るアプリ。一つのアプリでJARTICとGoogleの渋滞情報を見ることができて便利。


SmartNavi
無料のスマホナビでなかなか使いやすいのがこれ。現在地からある地点までの道すじを、Yahoo!,Google,iPhoneの標準マップなどを使って、適確にナビゲートしてくれる。次のなびすけとの違いは、電車を使った経路も表示してくれる点。某ケータイナビサービスもいらないんじゃないかと思わせる便利アプリ。

 

なびすけ
同じく。高速道路等を使った長距離ドライブにおすすめなのがこのアプリ、なびすけ。方角を意識しながら地図を自由に動かして移動できるので、便利。

 

MapFan AR Global

現在地から目的地までの徒歩経路を、なかなか感じのいいUIで、AR等を駆使してナビしてくれる。道から外れると、音やバイブで教えてくれるなどの機能も充実。

 

■その他

ロケスマ
知らない場所に行った時に周辺情報を得るならこのアプリはおすすめ。独自データベースだけではなく、ネット上から色々なデータベースを拾ってきて、iPhone上にアップしてくれる。個人的には位置情報系のiPhoneアプリでは一番では?と思っている。
今まさにゴールデンウィーク特集というページが立ち上がっていて、道の駅や全国高速サービスエリア、タイムズ、等々のマップデータを落とすことができるようになっている。

 

 駅弁なび

駅弁なびは、ぷらっとこだまなどの新幹線サービスで有名なJR東海ツアーズさんが提供する、その名のとおりJR東海の新幹線駅の駅弁をナビゲートしてくれる、アプリ。

今いる新幹線駅を選び、幕の内、お寿司、お肉系、等々の食べたいお弁当の種類(それとキーワードと価格とカロリーと)を選ぶと、その駅で購入可能な駅弁を一覧にしてくれる。

 次はこちらもどうぞ

【iPhone超裏技】アプリ一切不要で、カメラロールにある写真を隠す方法

 

トヨタの社長にホンダを売る方法 牛澤毅一郎感想

トヨタの社長にホンダを売る方法を読んでみた

YouTubeをいろいろ見ていたら、たまたま著者の講演の動画があり、営業のプロということだったので、検索して本書(トヨタの社長にホンダを売る方法 牛澤毅一郎著)に行き当たった。

牛澤毅一郎さんの動画はこちら 迫力が伝わってきた。


筆者は外資系保険会社で世界第三位にになったという営業のプロフェッシェナルだ。全般的に営業の通説にとらわれず、体験からくる言葉はなかなか真実味があった。

例えば、こんなところだ。


・営業にとっても最も重要なのはキーパーソンと会うこと
・営業とは、営業マンが情報提供係としてお客の欲する情報を提供し、人間関係を深めてゆくこと
・資料は手を混んだものを作る必要はない(綺麗な資料を作りすぎる必要はない。)
→頭で考えた”万全の準備”をするより、”営業すること”を優先する
・「買ってください」とお願いしなくても自然と売れるようになる
・営業のプロになるのではなく、顧客心理の把握のプロになれ

普段の営業活動から、なるほど!と思わされた箇所が沢山あった。
あとは、筆者は本当に営業に誇りを持ってるな、というのも伝わってきた。

読んでみて、まだまだ精進が足りないと思った次第。頑張ろう。

 

(追記)お客さんとの関係づくりの大切さ、という観点では、ちょっと前に読んだ本、かばんはハンカチの上に置きなさい―トップ営業がやっている小さなルール 川田修著とも共通すると思った。こちらも生命保険の営業の方。

 

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【目次(Amazon.co.jpより)】
お客はなぜ、あなたから買いたくないのか?
●「日本の営業」では売れない本当の理由!
●お客が重視するのは商品や価格ではない!
●この「会う前の準備」が成約の確率を高める!
●最初の「0.2秒」「20秒」「4分」の持つ意味!
●なぜ、顧客から「買いたい」と言われるのか!

【関連おすすめ記事】

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「R25」のつくりかた 再読感想

「R25」のつくりかた 藤井大輔を読み返してみた。

ちょっと新しいサービスを考える必要が出てきたこともあり、昔読んだ新規事業立ち上げ関連の本を読み返してみようと思っている。

 

今日手にとってみたのは、藤井大輔さんの「R25」のつくりかた

 

昔一世を風靡したリクルートのフリーペーパー「R25」のビジネス立ち上げを、その編集トップだった藤井さんが語った本。

 

当時の「R25」の成功理由というのは、ターゲットとなるM1層の本音に迫り、負となっている部分を解消することができたことが主因だった様子。

 

特にこの本音に迫るという部分、ありきたりのアンケートなどでは取れない深い洞察につなげていく方法(いかに本音に迫るか、対象者が答えやすい質問方法を練って対応すること)は以前読んだ際もチェックしていたのだが、改めて参考になった。

 

P188

「インサイト」という言葉を、本書でも何度か使っていますが、今のコミュニケーションに求められているのは、表面上でしゃべっていることの、実はその内側にある本音をつかみ出して、そこをうまく形にしてあげることではないか、と思っています。

 

今巷では、米国に学んでデザインシンキングの重要性が喧伝されているけど、リクルートのサービス立ち上げ手法ってまさにこのデザインシンキングに近いものがあるよな、と大雑把ではあるけど整理した次第。

 

この他、雑誌のコンセプトづくりの部分だとか、紙面づくりのブレストの様子などなど、立ち上げと運営の具体的な描写も参考になった。

 

R25は一世を風靡したのは間違いないところであるが、メディアとしての継続性は持てなかったようにも思う。ただ、凄い人が集まって、世の中にもの凄いインパクトを与えたのも事実。

 

インターネットやスマホの普及などの外的な要素も考慮する必要がありそうだが、R25が持った意味は検証したいところだなあと勝手に感じている。

 

それにしても、今日20代の若者に「R25って知ってる?」と聞いたら真顔で何ですかそれ?と言われて衝撃だった。そんなもんかな、、、時代は回るということか、、、

 

いずれにせよ、今後も何度も読み返してみたいと思う。

差をつけるメモ術・手帳術 大勝文仁 感想

差をつけるメモ術・手帳術を読んでみた。

今日もまたまた手帳の使い方を説いた本のエントリー。差をつけるメモ術・手帳術 大勝文仁著を読んでみました。

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目次(Amazon.co.jpより)

第1章 仕事を必ず10倍快適にするメモ術の基本

(仕事を気分よいものにする―そのためにメモ術はある。何でもメモする習慣を―それが仕事の気分をよくしてくれる ほか)

 

第2章 もっと仕事に活かす!メモの究極テクニック

(1度会った人を決して忘れないようにする“名刺メモ”新聞・雑誌の情報をメモで効果的に整理する法 ほか)

 

 

第3章 仕事に人生に、手帳を200%使いこなそう

(手帳を活用できるかどうかは、まず選び方で決まるスケジュールは、なるべく空きができるように考える ほか)

 

 

第4章 日常生活と人生を充実させる、とっておき「メモ」テクニック

(毎日の健康状態をメモして、自分の生活をコントロールする。かんたんな食事のメモで、十分、健康的な生活が送れる ほか)

 

 

第5章 これで万全!メモ術を充実させるための、おすすめツール(「ミニミニ5穴システム手帳」

―つかいこなせば最強のモバイルツール「システム手帳」―卓上でこそ情報ツールとしての威力を発揮 ほか)

 

著者は、この本を執筆当時、編集プロダクションの代表を務めておられたとのこと。

 

本文の中で筆者も語っているが、編集プロダクションというとかなり忙しい、というのが通常の人間が持つイメージ。

 

そんな中、筆者はそれほど「忙しさのなかで日々、快適に仕事をこなしている」と、自らのメモ術・手帳術にこそその秘密があることを示唆しており、読者に期待感を持たせることに成功している。

 

1999年に書かれた本であるが、今回は2006年に出された文庫版で読んでみた(なぜか2冊とも持っているのであるが、、、正直間違えて買ってしまいました。 笑)。

 


メモ術・手帳術 


読後の正直な感想としては、類書と比べても、かなりしっかり項目立てて書いてあるということ。

 

メモ術・手帳術を考える上で、必携の一冊であるのは確か。



以下、チェックを付けた個所を抜き出してみる(一部要約)。

 

・「明日できることを今日するな」の精神で行こう(今日中にするべき急ぎの仕事をできるだけ少なくして、ゆっくり考えるべきことに時間を割く)p28

 

・実りのない会議と見切ったら、人物メモをすぐスタート

→言葉や身振りのクセ、思考パターンなどを観察しておくと何かの時に役立つことも

p34

 

→講演会などでも同様。「自分ならこうする」ということをメモする

 

・(お客さんから電話がかかって、同僚のために伝言メモを取る際)相手の雰囲気も伝えるp44

 

・どんなに複雑そうに見える企画でも、複数のキーワードや情報が集約されて一つの方向性に向かっていれば、それなりの説得力のある企画になる

 

日頃のメモや切り抜きから発想し、組み合わせてひとつのアイデアに集約させていく

p60

 

・交換した時に名刺にその人の情報をメモ→後で思い出せるように。

p76

 

・スケジュールには余裕を持たせることが肝心例えば、営業のアポイントの時間はあらかじめ、午前11時 午後2時 午後5時に決めておくなどの方法もp138



途中ですが、とりあえずアップさせていただきます。うーん。本当にこういうメモ術。時間をまとまって取れない私のような人間には非常に学ぶべき点が多いです。あと、今日のパートでは、企画の作り方みたいな部分も非常に参考になりました。

 

結構内容盛りだくさんなので、まとめるのは結構大変ですね( ̄▽+ ̄*)

是非実践してみたいと思います。後半を別途アップする予定です。今日はこのへんで。

 

こちらもどうぞ。

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あの人の「手帳」が見たい! 感想

あの人の「手帳」が見たい!を読んでみた

手帳に関する本を読む、ということをこの頃の日課としている今日この頃ですが、先日もあの人の「手帳」が見たい!という本を読んで見ました。

あの人の「手帳」が見たい!―覗いて盗め!名人たちのマル秘手帳術 
あの人の「手帳」が見たい!―覗いて盗め!名人たちのマル秘手帳術 戸田 覚 

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starスケジュール管理を知りたい人に
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star人の手帳は覗きたくなる?

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目次(Amazon.co.jpより)

1 「あの有名人」の手帳が見たい!
2 「スーパービジネスマン」の手帳が見たい!

3 「あの職種を極めた人」の手帳が見たい!

4 「手帳のプロ」の手帳が見たい!

 
あの人の手帳を覗き見る、というコンセプト自体が結構そそりますが、手帳の持ち主自体も結構いい感じです。
 
一例をあげると、(当時の経歴ですが、)
 
国際政治学者 舛添要一
 
ジャーナリスト 野中ともよ
 
タレント、エッセイスト 若林正人
 
東京大学教授 野口悠紀雄
 
ツカサ代表取締役 川又三智彦
 
漫画家 中山蛙
 
妙案寺住職 市川智康
 
インチケープ・マーケティング 取締役 渡辺清文
 
世間を騒がす有名人から、お寺の住職、ファイロファックスの販売会社(インチケープ・マーケティング)まで、いろんな経歴の持ち主の手帳を見ることができ、その時間感覚・仕事術等を垣間見れるので、自分のそれと照らして考えることで、手帳術を進化させることができそうです。
 

(ちょうど今から10年前の本。そんな本、役に立つんか?という感じですが、手帳の活用ということ考えれば、いろいろ参考になることがあります。

 

この本によると、10年前はザウルスでアドレス管理をしたりするのがかなり流行っていたことが分かりますが、今は昔・・・状態ですね。

 

今だと携帯電話や小型のノートパソコンなどがそれにあたり、通信・共有機能の強化など目に見えて発展してきていますよね。

 

一方で10年たっても手帳の大切さは衰えていないし、これからもしばらくは一番大切なツールと残るのだろうと思います。)

 

 

さて、参考になった部分を抜粋してみます(一部要約)。

 

 

■国際政治学者 舛添氏

 

・携帯電話の有効利用。電話番号さえ分かればなんとかなる

 

■弁護士 木村 晋介氏

 
・仮である旨を先方に伝えたうえで、仮押さえでアポイントを 決めると、ダブルブッキングの際に調整しやすくなる。
 
・手帳をコピーしてスタッフとスケジュールを共有
 
■放送タレント、エッセイスト 若林氏
 
・財布・定期入れ・名刺入れなど、すべてを手帳に集約
・回数券はお得
 
・サラリーマンをしている人は、サラリーマン時代に知ったこと、考えていることを記録しておくと、後で大変な財産になる
 
■東京大学教授 野口氏
 
超整理手帳のすぐれいている点について
・予定を一覧できる
・A4なのでリフィルを作りやすい
・コピーを取りやすい
 (簡単に情報の共有化が可能)

■ツカサ 代表取締役 川又氏
 
・(手帳やビデオなどで、日々の行動を徹底的に記録している。)記憶の一部をビデオや手帳に残すことで、発想を生み、人生をデザインしている
 
■キャリア戦略研究所/ザ・クイック代表取締役 坂野 尚子氏
 
・スケジュールの共有はパソコンがベストだが、すべて任せようとしないことが成功の秘訣
 
■内田洋行 常務取締役 中嶋光正氏
 
・時間の使い方には、営業マン時代からのこだわりがある。常に大量のはがきを持ち歩き、暇さえあれば、お礼状を書く。
 
■東洋エンジニアリング 秘書室長 大久保博氏
 
(ポイント部分)
・時間管理術、唯一無二の正解は、有能な秘書を雇えるように出世すること。もし、そうできないなら秘書の時間管理術を盗むしかない。
 
■ジャパンライフデザインシステムズ 谷口正和氏
 
(ポイント部分)
・情報管理のための荷物を持たないと結果として時間ができてしまう。
 
それぞれの人がそれぞれの方法論を語っていらっしゃり、どれも捨てがたいのですが、
 
今回特に秘書のいる人(うらやましい!)の仕事のあり方や秘書の人自身の仕事のあり方、
 
パソコンや紙をつかった情報共有の在り方などが参考になりました。
 
あと、個人的には、週単位での目標設定ということをもっと意識したいと思いました。
 
何回か読み返したい一冊となりました。
 

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私の財産告白 本多静六 感想

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私の財産告白 本多静六 を読んでみた。

 

資産形成を考える際にぜひ読むべきとよく名著として取り上げられる本多静六さんの本、私の財産告白を読んでみた。

 

著者の本多静六さんは苦学して、東大の農学系の教授となり、林野系の公共政策でも力を尽くした人らしい。

 

本書は著者がほとんど蓄えのない状況から如何にして億万長者と言われるような状況まで財産を築き上げたのか、その経緯を中心にしつつ、それに加えて“体験社会学”ということで処世術についても語られている。

 

億万長者が、自分の資産の現状から、それをどうやって築いてきたかも含めて赤裸々に語っていて、やっかみとかが多くて、なかなか公にできない世の中では非常に貴重な内容だと思う。

 

 

著者の資産形成の初期段階で最も威力を持ったと思われるのは、本多式「四分の一」貯金というもので、簡単に言うと収入の四分の一を容赦なく貯金してしまい、残りの四分の三でなんとかやりくりをしてしまうという貯蓄法だ。

 

【本多式「四分の一」貯金の方程式】貯金=通常収入×1/4+臨時収入×10/10

 

この貯蓄法を取ったことで、一時は非常な耐久生活を余儀なくされたものの、数年経つとその金利で資金を蓄え、その他の投資の資金ができたのだそうだ。

 

(ちなみに本業の大学教授については”道楽”となるぐらいに取り組んだのだという。だがその一方で、本業にさしつかえない範囲で、文筆や講師のアルバイトもやっていて、これも貯蓄に大きな足しとなったのは確かな様子。)

 

著者はその資金を経て鉄道株や秩父の山林買収などへの投資で巨万の富を築いたのだという(最終的には子孫に美田を残さずで、ほとんど寄付をしてしまったとのことだが。)。

 

時代背景の違い(例えば昨今は昔のようには預金金利がつかない)などもあるが、どう資産を形成して行くかを考える上では、今でも参考になる要素が多いのだろう(だからこそ多くの人の評価を受けているのだろう。)。

 

参考になった文  P33

(大切な雪達磨の芯、という部分)

・・・ここまでくれば金が金を生み、金がある処にはまたいろいろいい智慧も出てきて、いよいよ面白い投資口も考えられてくる。こうなるともう、全ては独りでに動き出し、やたらに金が殖えてきて、殖えてきて、われながら驚くものである。



私の財産告白と一緒に収録されている私の体験社会学の部分も、例えば人をどう使うかだとか,会議などで自説をどう述べるか、といった話も、ちょうど私の仕事の状況と合致したためもあるのか、参考になった。



大学教授というと社会から少しずれたところで生きる人というような印象があるのだが、著者はあまりそのずれがない、という印象を受けた。ビジネス感覚が非常にあった人だったのだろう。

 

さすがに名著の誉れ高いだけあり、心に響く本だった。何度も読み返してみたいと思う。

 

手帳とノート 魔法の活用術 感想

手帳とノート 魔法の活用術を読んでみた

普段から一つのテーマとして、如何に手帳を有効利用するか、 ということを考えております。 

 

ということで、久々に手帳術の本。手帳とノート 魔法の活用術 和田 茂夫著を読んでみました。

 

仕事と人生がシンプルになる! 手帳とノート魔法の活用術 ビジネスの王様 (ビジネスの王様)
仕事と人生がシンプルになる! 手帳とノート魔法の活用術  ビジネスの王様 (ビジネスの王様) 和田 茂夫

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starsまさに3つの要素の一体化
stars三つのツールを組み合わせて仕事も人生も楽しもう!
starsメモ超初心者・苦手な人向け
stars手帳初心者にはお薦め
stars自分の知識をちゃんと使えるようにするために

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プロローグ 手帳とノートで仕事と生活が楽しくなる―いろんなことが、ラクに、楽しくなるシステムづくり

第1章 「手帳&ノート」の使えるシステムをつくろう―らくらく手帳&ノート術とはどんな仕組みか?

第2章 時間と仕事を思いどおりにする手帳術―スケジュール帳とToDoリストで“自分の時間”をラクにコントロールする

第3章 半分の手間で効果を倍増させるメモの技術―メモを毎日の仕事に活かす、いろいろな方法

第4章 “人生の財産”になる「ノート」のつくり方―一生使えるノートはこうやってつくる

第5章 手帳、ノート、メモはこうして選ぶ―あなたにピッタリの「手帳&ノート」システムをつくるヒントが満載!

エピローグ あなたのベストはどの組み合わせ?―いろんな人の手帳とノートを参考にしてみよう!



読んでみて頭の整理になったのは2点

 

手帳・ノート・メモの役割を明確化する

 

筆者のすすめるのは、以下のように3つを整理すること

 

手帳・・・スケジュール管理

当面の行動に必要な情報(忘れてはいけない仕事etc)

 

ノート・・・すぐには必要ないが、いずれ役に立つ情報

(偶然知った取引先の内部データ、 訪問先・待ち合わせ場所のデータetc)     

 

メモ・・・書きとめる段階では分からないこと、手帳やノートに 直接書き込めない場合

 

筆者によると上記の分類での手帳の役割としては、スケジュールを作ることで、将来を見通すといったことがあるとのことです。



考えてみると、私はこの3つの役割のほとんどを現在のシステム手帳に持たせております。

 

※※筆者も必ずしもこの3つを1冊のシステム手帳に持たせることを否定しているわけではないようです。



ToDoリストの作り方

 

これもやっている人はやっているんだろうけど、個人的には参考になったので、とりあえずここに書いときます。

 

筆者は、ToDoリストを4枚用意しているとのこと。4枚の内訳は「日」「週」「月」「年」

 

ToDoリストを複数利用すると、先の仕事に煩わされたり、逆に長期的な仕事をいつの間にか忘れてしまうこともなく、確実にチェックできる

 

とのことです。

 

以上、簡単なまとめでした。

 

どちらもシンプルなことですが、手帳作りに参考になりそうです。早速今日から試してみたいと思います。




過去の関連エントリー

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「手帳ブログ」のススメ 感想

「手帳ブログ」のススメを読んでみた

アジャイル・メディア・ネットワーク(AMN)第三回ブロガー勉強会で講師としてプレゼンされたブログシゴタノ! で有名な大橋さんが、プレゼンを終えられた後、この本を紹介され、

 

「誰かこの本欲しい人いますか?」とおっしゃった際に、恥ずかしげもなく、「はい!」とまっ先に手を挙げていただいた本、 

「手帳ブログ」のススメ
「手帳ブログ」のススメ 大橋 悦夫

おすすめ平均 
starsBlogの本としても、ビジネス書としても感動的なできではない。
stars自己成長のためにブログを書き続けるということ。
starsブログ活用形の1つのスタイルを提供
starsモチベーションの上げ方

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マンガとかが挿入されていて、わりとパラパラ読める本かと思いましたが、ところがどっこい結構重厚な内容で、かなり時間をかけて読ませていただきました。



その本題とはちょっとズレルものの、

 

先日のAMNブロガー勉強会では、4人の著名ブロガーがそれぞれのブログの書き方を披露されていたのですが、



シゴタノ!

 

Lifehacking.jp

 

というライフハック系の巨頭が揃い踏みされていたこともあり、”ライフハック”というものに改めて目を向ける貴重な機会をいただけました。



今までライフハックらしきものに無関心だったわけではないのです。

 

例えば、大野耐一とかに代表されるようなトヨタ式仕事術、いかに無駄を無くすか、という技術については非常に感銘を受け、意識して仕事にも活かしてきたつもりです。

別冊宝島「トヨタ式」であなたの仕事は変わる!自分「カイゼン」術 別冊宝島 (1080)
別冊宝島「トヨタ式」であなたの仕事は変わる!自分「カイゼン」術 別冊宝島 (1080) 若松 義人

おすすめ平均 
stars手軽に読めるカイゼン本。
stars資産は有限だが人の知恵は無限である
stars一日1ページ
stars今すぐ自分の仕事に使える!
stars肩の凝らないカイゼン術

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大野耐一の現場経営
大野耐一の現場経営 大野 耐一

おすすめ平均 
starsトヨタ生産方式の仕掛け人が、かたってくれる成功法。
stars補って余りある「情熱と真実」
stars勉強になります
stars氏の心理を読む手段
stars現場で考え抜いた人の凄み

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あの一秒を無駄にしない「改善力」は非常に素晴らしいと感じましたし、日常生活でも意識しています。

 

ただ、ライフハック自体には、何となく生活を締め付けてしまう、無味乾燥なものにしてしまう、というイメージがあり、そんなに強く意識しすぎないで今まで来ておりました。



今回の勉強会を通じて、まずブログのテーマとして非常に人気があり、それだけいろんな優秀な方がそれを強く意識しているということが分かり、改めて学んでみようという気になりました。

 


さて、今回読ませていただいた「手帳ブログ」のススメもそのライフハックのための一冊と言えるかと思います。



内容はタイトルに凝縮されていると思いますが、

 

ブログを書くことで、日々を記録し、記録から気づきを得て、それによって仕事や人生をより良い形にしていこう

 

ということだと理解しました。



実はこの本を読ませていただいて、真っ先に思い浮かんだのは、先日読んだ「能率手帳の流儀」でした。

 

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能率手帳の流儀は手帳によって、「手帳ブログ」のススメはブログによって、上で述べた人生の豊かさを追い求めるものだと思います。

 

 

一番大切なのは、日々を記録することそしてそれを振り返ること


この2冊からその重要性を改めて思い知らされました。

 

これついて手帳ブログのススメにいい文章があったので、引用させてもらいます。

 

ブログに書くことによって自分の心の中にぶつかった痕跡が残ります。言い換えれば「引っかかり」が残るような感じです。

 

見たり聞いたり読んだりしただけでは記憶を素通りしてしまい、なかなか引っかからないのですが、書くことによって変化が生まれているのです。

 

具体的に言葉で説明するのは難しいのですが、とにかくこの不思議な効果がブログをして生活の中心たらしめていることは間違いありません。

(p64)

 

この本を読んでいく中で、日々を記録する際に「手帳を使うのか、ブログを使うのか?」ということがあるのでしょうが、おそらく併用が答えだと思っています。



ブログには手帳にできない、WWWでつながる、という特性があるし、逆に手帳にはブログでは得られないものがあると思います。

 


今後手帳術の本を読む人が入れば、この本と能率手帳の流儀を併せて読みたいということで、進めたいと思いました。

 

本書はブログを書き続ける方法(例えば、週次まとめを作る、といったことも参考になりました。)や、そういった作業にって人生を豊かにする方法が沢山つまっています。

 

※※

この他、この本には、私も愛読しているメルマガ「がんばれ社長!」からの引用が出てきておりました。

 

アイデア5分というもので、毎日5分自分と向き合う!というものですが、メルマガで読んだ気もしましたが、改めて参考になりました。

※※

 

全体を通じて非常に参考になり、今後手元に置いて読み返したい本となりました。

 

大橋様 有難うございました。

能率手帳の流儀 みずからの成長と人生の豊かさを求めて 感想

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能率手帳の流儀 みずからの成長と人生の豊かさを求めて 野口晴巳著を読んでみた。

 

著者は日本能率協会マネジメントセンターの社長さん。

能率手帳の流儀
能率手帳の流儀 野口 晴巳

おすすめ平均 
starsレコーディングという方法
stars何度も丁寧に読みたい本
stars手帳を保存する理由
starsおもしろい
starsビジネスマンとして心構えを教えてくれる本

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この本は、日本の代表的なビジネス手帳である能率手帳について、それを販売する社長さん自らが、自分の半生と重ね合わせて、その効用を説いている本です。

 

筆者の成長段階と合わせて手帳の使い方がどう変わったか、その遍歴は手帳というものの持つ力を考える上で、とても参考になりました。やはり、人生経験の中で培われただけあって重みがあると思いました。



具体的には、年齢を重ねるに応じて、より具体的な内容を、より多く書くようになったと語られており、筆者はそれを(一人になる時間が増えたこともあっての)考えるようになったため、と結論づけられていました。



それにも関係するのですが、筆者がこの本で何回も繰り返している能率手帳の流儀というのが、

 

「書く」こと。そして「振り返る」こと。 

 

それは、どちらも「考える」という行為を伴い、少しづつでも未来をよくすることにつながっていく、とのことです。



現在までに参考になった言葉をメモ。

 

・大きな目標は大きな挫折につながる

 

・「よかった」「よかった」の積み重ねでいい

 

・手帳に書き、振り返ることで今の自分が見えてくる

 

まだ読書中ですが、奇をてらった内容ではなく、等身大で語られているのが、

とても好感が持てます。もちろんプロの手帳術としても学ぶところが大きいと思われます。

 

続きをわくわくして読み進めます。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

週末の限られた時間ではありましたが、能率手帳の流儀をもう一度読み込んでみました。

 

手帳で過去を振り返りながら、少しづつ未来を計画していく、その”流儀”に感銘を受け、少しでも日常生活で取り入れることができれば、と思っています。



■以下メモ的に感銘を受けた部分を抜粋

 

・どんな生き方を選ぼうとも、人生は思うに任せないものです。しかし、手帳には自分で考えやプランが書けるし、自分の力で実現することができます。そうして実現したらまた次の目標を実現する。その積み重ねは、この先、どう生きていけばよいかを決める手段となります。・・・生きていく指針。それは誰でもない、自分自身の中にある。それは手帳によって発見されるものなのです。(P66)

 

・一日一日、自分はどんな行動をしているのか。充実しているのか、中途半端なのか、そこを突き詰めてみる。

 

自分と向き合うという心の作業も、ただ頭で考えているよりも手帳に書いて見る。そうすると内省する度合が深くなります。

(以上、p82)



・(自分自身の表現にするために)嫌なことも、悲しかったことも含めてあらいざらい

手帳に書くことではじめて、自分の人生が投影される。

(P97)

 

・手考足思

手が戦略や戦術を生み、足がビジョンを描く

(手で机上で考えることの一方、足でいろいろ回ったりすことによって、情緒的なものを手に入れたり、志や夢などを考えたり)

(p116‐117)



・アイデアや解決策の質は、考える回数による

(p120)



・書くことと、振り返ることによって、人は成長へと導かれていきます。

(p123)



・(著者は50歳で自分に自信のようなものを持つことができるようになったがそのきっかけは)やはり手帳や年表の振り返りという行為です。

(p144)



・書くことで観察力が鍛えられ、振り返ることで問題意識が整理され、自分や会社のありたい姿がはっきりしてくる。それが輪を描くように高まっていって、ますます気づきの感度が鋭くなる。

(p148)



・(日本能率協会が掲げる用語としての)「絶対時間」

一人前になるためには絶対に必要な時間があるという意味。

(p150)



・ユビキタス読書法(5冊同時読書)

→気分転換をしながら複数冊を集中して読む


・・・ビジネスパーソンの知恵として、何かを起こしたり、変えたりしたい場合には会議で必ず合意をとりつけること

(P183)

 

・意識して自分の一日は自分で作ろうと思うこと。

(p189)



・大きな問題は分割して考える、ひとつひとつ解決する

(P192)



手帳で自分の人生をよりよくする方法をもう一度考えてみたいと思わせてくれる一冊でした。

 

※そういえば、この本を新聞の書評で見て、たまたまメモったのが一月初旬。1か月ぐらいで実際手に取ることができたわけですなんとなく、この本の内容ともリンクしているような・・・

 

こちらも是非

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生涯投資家 村上世彰 感想

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 生涯投資家 村上世彰を読んでみた

 

以前から手に入れたいと狙っていた、村上世彰さんの著書生涯投資家をやっとこさ手に入れて、読んでみた。

 

著者は言わずと知れたことが、ライブドア事件前後に世の中を賑わした投資界隈の大物。通産省での勤務経験を経て、自ら投資のプレイヤーとなって世の中を変えたいと志して村上ファンドを立ち上げたとのことだ。



本書はその村上さんがその投資人生を語ったもので、投資家としての強い自負と、コーポレートガバナンスの視点を通じた日本経済の適正化に対する強い思いが伝わってくる書物だった。付け加えると、その投資哲学(メインはバリュー投資だとのこと)なども参考になった。

 

いい意味でも悪い意味でも、日本経済にインパクトを与えた人物であることに間違いなく、その人が重い口を開いた書物であることもあり、非常に面白かった。



正直、著者の主張が正しいのかどうかは、著者の言葉だけを読んで判断することはできないが、コーポレート・ガバナンスの大切さを日本の経営者に説き、アクティビストとして様々なハレーション状態を生み出して、経営にいい意味での緊張状況を生み出したという意味では非常に世の中に貢献した人なのだろうと思う。

 

個人的には、昔少し関係したようなIT系会社の名前がどんどん出てきて、興味深かった(大投資家から見て、そういったIT企業がどう見えていたのかなど。)。全然気づいていなかったのだが、あの会社の株主が村上ファンドだったんだ、、、みたいな事がよく分かった

 

あと、付け加えると生涯投資家、とはいうものの、父親のすすめに従って官僚になり、政策実行を行なったことも、投資家のキャリアに役に立ったのだろうと思う。ルールを作る側にいて、最後はそのルールに足を掬われたれてしまったのはなんとも皮肉な感じがするが、、、



大投資家の生き様、日本の会社はどうあるべきか、これからの日本はどう進むべきか、等々様々な論点が読み取れる本。買った(投資した)価値があった。

 

 

最強のデータ分析組織 なぜ大阪ガスは成功したのか 感想

最強のデータ分析組織 なぜ大阪ガスは成功したのかを読んでみた

大阪ガス 情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長の河本さんが書いた本、最強のデータ分析組織という本を手にとってみた。

河本さんは会社を変える分析の力という本やデータサイエンティスト・オブ・ザ・イヤーの初代受賞者としても有名な方。

本書は河本さんの口から、大阪ガスがどのようにして日本最強と目されるデータ分析組織を立ち上げることができたのか、その立ち上げ経緯と成功の秘訣が語られた本だ。

“最強のデータ分析組織”の発足から現在まで約18年間の月日がかかったのだという。その過程をトレースすると、いかに会社の役に立つ分析組織を作るのか、という問題意識の元に、全く信用の無い状態から相談できる社内のビジネスパートナーという立ち位置まで、相当な苦労をしながら取り組んでこられたことが分かる。

個人的には、明確な目的意識を持たずに他社の成功事例をいたずらに真似て、ツールなどの初期投資にお金をかけてしまうことの愚を改めて思わされた。また、ビジネスアナリシスセンターが、事業から予算をだしてもらって(スポンサーになってもらうということだそう、)独立採算で運営がされている、というのも参考になった。

前著と同じく、真に業務部門から必要とされるデータ分析組織の立ち上げに、河本さんが取り組んでこられた内容は非常に勉強になりそう。

データ分析組織の立上げの現場にいる者として、会社に貢献できる組織を作ってゆくために感謝の気持ちをもちながら繰り返し読ませてもらいたいと思う。

(3/31追記)日経XTECHが3/30に配信したところによると、「日本一有名なデータサイエンティスト河本氏が大阪ガス退社、大学教授に転身」ということで河本さんが以前から誘いのあった滋賀大学のデータサイエンス学部に移ることが決まったとのこと。本書は大阪ガスでの活動の集大成だったのかもしれない。改めて後書きを読むと、データ分析人材の教育に並々ならぬ意欲をお持ちであることが読み取れた。

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気弱な人が成功する株式投資 感想

気弱な人が成功する株式投資 岩崎日出俊を読んでみた

著者の岩崎さんはスタンフォード経営大学院を経て、J・Pモルガンやメリルリンチ、リーマン・ブラザーズ等の投資銀行に勤務した後で経営コンサルティング会社を創業した人だとのこと。日経系のメディア等でもかなり露出している様だ。

本書は、著者がフィリップ・フィッシャーをメインに、ベンジャミン・グレアムウォーレン・バフェットピーターリンチ等の投資についての考え方を引用しながら、”気弱な人でも成功できる“株式投資の方法論を語ったものだ。

*ちなみにウォーレン・バフェットもフィリップ・フィッシャーからも多大な影響を受けているとのこと(P4あたり)

私自身上記の人々の名前は知っていたものの理論まであまり把握できていなかったのでかなり参考になった 。

 

以下、読みながらマークしたところを簡単に引用してみたい。

 

第1章 気弱な人の情報の取り方

P17

(バフェットの投資について説明した部分)バフェットは多くの場合弱気相場の間に大胆な投資を行ってきている

 

P38

(フィッシャーの投資について説明した部分)要は証券会社や投資銀行株式アナリストたちの言葉に惑わされることなく、現場から情報を取れということなのだ

アナリストたちのフィルターを通した、濾過された情報ではなく、できるだけ生の情報を多面的なソースから手に入れろ、とフィッシャーは主張したのである。

企業の本質を見極めるために決算書を丹念に見る事は重要だが、数字だけでは表現しきれないものがある。そのためには対象企業のステークホルダーへのヒアリングが大切だと説いたのだ。

P40

フィッシャーは一旦投資した以上、3年間は持つという3年ルールを堅持した。3年ルールには同時に、3年経っても自分が思ったような結果を投資先が生まない場合は、その時点で売ると言う意味も含まれていた

 

P42

フィッシャーの15原則

①その企業は十分な潜在力を持っているか。少なくとも数年間にわたって売り上げを伸ばす製品・サービスがあるか

②業績を牽引する製品・サービスの次に向けた一手を打っているか

③研究開発が成果を上げているか

④強い販売網・営業体制があるか

⑤利益率が高いか

⑥利益率の上昇・維持に対する取り組みができているか

⑦労使関係は好調か

⑧幹部社員が能力を発揮できる環境か

⑨幹部社員は優秀な人材が多いか

⑩コスト分析や、財務分析を重視しているか

11競合他社に優る、業界で通用する特徴があるか

12短期的及び長期的な視野の収益見通しを立てているか

13既存株主の利益を損なってしまうような増資が行われる虞はないか

14経営者は問題発生時に積極的に説明しているか

15経営者は誠実であるか

 

P50

是川は各種資料を徹底的に分析し、そこから生じるだろう変化を先取りして、投資判断を下していった。その際心がけたのは情報の真偽を見抜くことだった。

 

P52

是川のカメ三原則

①銘柄は水面下にある優良なものを選んでいって持つこと

②経済・相場の動きからは常に目を離さず自分で勉強する

③過大な思惑はせず、手持ちの資金の中で行動する

 

是川の投資五カ条

①銘柄は人が奨めるものではなく、自分で勉強して選ぶ

②1・2年後の経済の変化を予測し大局観を持つ

③株価には妥当な水準がある。値上がり株の深追いは禁物

④株価は最終的に業績で決まる。腕力相場は敬遠する

⑤不測の事態などのリスクはつきものと心得る。

 

第2章 気弱な人の「買い」の極意

 

P65

ウォーレンバフェットは投資家は自分の得意分野に集中すべきと主張した

 

ピーター・リンチはいつも近所のスーパーマーケットで目にするような企業に関心を集中させていた

 

株式市場の全てを知ろうとするよりも自分が最も詳しい領域に集中すべきなのだ

 

P70

バフェットは株式を保有するということは、その企業を買収すること同じことだと見ていた。ある企業を買収しようと思わないのなら、その企業の株は1株たりとも保有しようとはしなかったのである。そしてそこまで投資対象の企業のことを理解するには、当然のこととして対象を絞って理解を深めるしか方法はないのである。

 

P80

(バフェットの言葉)必要なのは意思決定のための健全な知性とその知性による決断が感情によって左右されないことだと断じた

 

P95

(高値掴みを避ける方法について)

・社会全体が狂騒とでも言うべき熱気に覆われていないかどうかをチェックする

 

・第二の方法は買おうと思っている会社の株価をその会社の利益と比べてみる

 

P114

(バフェットの言葉)

わからないこと、わからないビジネスに投資をするようなことは、けっしてしてはいけない

 

第3章 気弱な人の「利食い」と「損切り」

 

P126

・・・今、今日の株価で同じ株を買うだろうか。ノーなら持っている株の売却を検討する、イエスならホールド(保有)となる

 

P130

なぜ損切りすることが重要かといえば、私たちが生活して行く上で二重に損をしないことが大切だからだ。たとえばつならない本を買ってしまったことがわかった時点で、あなたは本の代金分、損をしている。それでも手放せずにずるずると読み続けるのは、時間というもう一つのコストを失ってしまうことになる。お金を損した上に、時間まで二重に損をしてしまう。まずは、このことに気づくべきだ。

 

P136

・・・プロスペクト理論では、同じ額でも利益と損失では、損失の方がより印象に残り、人は損失を回避しようと行動を取る。

 

長期投資の骨太の方法論を学ぶことができて、非常に参考になった。

簡単ではないと思うけども、専業投資家たり得ない人間としては、企業研究をしっかりと行い、企業の状態を把握した上で、時間をかけて成長株を見分けることに集中することが大切だということがよく分かった(それなりに大人になると情報の真贋を見分ける目を持つことが何にもまして重要ということなのだろう。)。

 

巻末の注記の量も多く、広い情報源から力を入れて書かれた一冊であろうと推測できる(色んな書物に対する読書案内的な価値もありそうだ。)。

 

繰り返し読みたい一冊になった。ぜひ著者の他の書物も手にとってみたいと思う。

 

※付け加えると、著者のブログ(Hidetoshi Iwasaki's Blog - ココログ)もかなり面白かった。

 

本書で紹介されていたこのあたりの本も、機会が手に取ってみたいということで、紹介。

こちらの記事もどうぞ:相場師一代 是川銀蔵 感想

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英単語を”使える知識”として覚えるための具体的な学習方法を解説

英単語を”使える知識”として覚えるためには?

1.英単語を頑張って覚えたのに正しく使えないとお悩みのあなたへ

TOEICなどの点数を少しでも上げるために英単語を学習する人は多くいますが、同時に単語を頑張って覚えたのに「リスニングやリーディングなどで単語を正しく理解することが出来ない」という人も多くいます。

ただこの英単語が正しく理解できなかったり、使えなかったりするという問題は、実は英単語を正しい方法で覚えていないために起こっているということをあなたはご存知でしたでしょうか。

今回の記事ではそういった努力を無駄にしてしまうようなことを起こさないためにも、英単語を完全に使える知識として覚えるための具体的な学習方法についてご紹介したいと思います。

今回ご紹介する単語の学習方法はTOEICのリスニングやリーディングではもちろんのこと、スピーキングやライティングなどあらゆる英語力を上げるために役に立つものです。

ですので、現在単語が上手に使えない、または正しく理解できないという悩みを抱えている人はぜひ一度チェックしてみてください。

 

2.単語が使われる場面の理解が学習における重要なポイント

英単語を使える形で覚えるための具体的な方法をご紹介する前に、英単語の学習における最も重要な要素について解説します。

英単語を覚える時に最も重要な要素となるもの、それは、

「その英単語を使う場面(シーン)を頭の中で完璧に作り上げる」

ということです。

 

なぜ単語を使う場面を頭の中で作り上げることが重要になるのかというと、そもそもそれが出来ないと英語を話す相手が”本当に”言いたいことが理解できないからです。

例えば、日本語の「もし」を「If」と機械的に覚えている人は多くいると思いますが、実はこの覚え方では相手の言っていることを誤解してしまう可能性があります。

なぜなら、、、

日本語のもし→どんな確率でも使える

英語のIf→基本的には現実的ではない、起こりづらいことに使う

と、それぞれ表す世界が違うからです。

ですので、例えば、

「もしこのプロジェクトに成功したら、ボーナスを出すよ」

ということを言いたい時に、「If」を使ってしまうと相手には

「プロジェクトは万が一にも成功することはないだろうけど、もし成功したらボーナスを出すよ」

というように馬鹿にしているように通じてしまいます。

 

このようにしっかりとその単語が表す場面やシーンなどを含めて学習しておかないと恐ろしい誤解を生んでしまうことがあるので、それを抑えるためにも英単語を使う場面(シーン)を頭の中で完璧に作り上げるということが非常に重要になるわけなのです。

 

ちなみになぜ単語にこのような違いがあるのかというと、そもそも言葉作り上げられてきた文化そのものが違うからです。

 

つまり、

英単語の学習=異文化(相手の作り上げる世界)の理解

とも言えるのですね。

 

ですので、これからは使える英語を身につけるためにも「相手(英語)の世界、文化ではどのような意味を持つのだろうか」ということも考えながら英単語について学んでみてもらいたいと思います。

3.単語が表す世界をイメージするための方法

ということで、単語の学習をする時になぜその単語が表す場面(世界)を理解する必要性についてはなんとなくお分かりいただけたと思いますので、次に実際にどのようにそれぞれの単語の表す世界をイメージしていけばいいのか、解説をしてきます。

まず、単語が表す世界を最も正確に、1mmのズレもなく理解する方法についてです。

 

その方法とは、、、

「海外のその場面を経験すること」

です。

 

が、残念ながらこれは日本にいる時点では出来ませんね。

 

では実際に日本にいながらも正確にその英単語が使われる場面をイメージする方法はどういうものがあるのでしょうか。

実はこの方法については幾つか有効な方法がありますので、これから1つ1つ詳しく解説していきたいと思います。

方法1.映像で場面を確認する

まず1つ目の方法としてあるのは、映画やドラマ、アニメなどで覚えたい単語が使われる場面を見ることです。

これは実際に経験することには敵いませんが、かなり正確にその世界を理解することが出来ます。

※日常生活を題材にしたアニメは単語のレベルが高すぎず、かつスピードもゆっくり目のものが多いため、学習にはオススメです。

方法2.例文の日本語訳を見て、自分なりに頭のなかでイメージを作り、想像してみる

これは文字通りの方法で、覚えたい英単語が使われている文章の日本語訳を見て、その場面を脳内でイメージとして作り上げるという方法になります。

この方法は特に映像がないTOEICの単語集で使える方法なので、TOEICの英語力を伸ばしたい人にはぜひ試してみてもらいたいと思います。

ただし、この方法は日本文化で育ってきた日本人の”想像”になってしまうので、間違った解釈で覚えてしまう可能性がある、というデメリットがありますのでご注意ください。(このデメリットについては英語を使う現場に行けば、比較的簡単に修正可能です。)

方法3.Googleの画像検索を利用する

この方法は英単語を覚える方法の中でも結構有名です。

具体的な方法は非常に簡単で、単純に覚えたい単語をGoogleの画像検索してみれば良いのです。

Googleの画像検索をすれば、そのその単語が持つイメージがダイレクトに理解できますので、特定の単語を効率的に覚えたい場合には結構オススメになります。

ちなみに方法2と組み合わせると、より正確に英語を理解できるようになりますので、興味があればぜひ試してみてください。

以上の3つが代表的なものとなります。

 

4.単語1つ1つのイメージを理解する方法の最大のデメリット

さて、ここまで単語の学習について色々と解説してきたわけですが、実はここまでご紹介してきた単語の持つ意味を理解する学習法には残念ながら1つの大きなデメリットがあります。

 

それは、、、

「時間がかかってしまうこと」

です。

 

先程の3つの方法を考えればわかると思うのですが、英語=日本語で機械的に覚えていく方法よりもやはり時間がかかってしまうのです。(それだけ覚えやすくなるので、結果的にはあまり変わらないかもしれませんが)

ではこのデメリットをなくすことはできないのでしょうか?

 

実は1つだけあります。

 

それは、

英語=日本語で一気に覚えてしまって、後から時間のある時に徐々にイメージを理解していき、修正していく

というように覚える段階を2つに分けるという方法になります。

この方法であれば、英語=日本語で機械的に覚えるスピード感を保ちつつも、イメージを理解していくというステップを取ることで、ある程度は使える形で英単語を身につけられるようになるのです。

そのためなるべく早く覚えることを重要視したい時には、この方法に挑戦してみても良いでしょう。(ただし、使える形で覚えることを重要視するなら、やはり上記ご紹介した方法で学習することをオススメします)

 

5.英単語の学習時の注意点について

それでは最後に英単語の学習時に注意しておきたい5つのことについてご紹介したいと思います。

 

注意点1.音は必ず確認し、発音出来るようにしておく

理由は単純で、音をしっかりと覚えていなければスピーキングやリスニングに活かすことができなくなるからです。そのため単語を覚える時は意味はもちろんのこと、音についても重視して学習するようにしましょう。

注意点2.スピードを重視すること

なぜスピードを重視したほうが良いのかというと1日10個とかのレベルでは全ての単語を覚えるまでに時間がかかり過ぎてしまいますし、またスピードが遅いと後半の単語を覚え終わる頃には最初の単語を高確率で忘れてしまうからです。

そのためなるべく英単語の学習は短期間で終わらせて、あとはTOEICで覚えているか確認する時間を当てるようすると良いでしょう。

3.覚える対象(単語帳)を決める

単語をたくさん覚えるために、色々な単語帳を買い込む人が多くいますが、それはあまりオススメできません。

なぜなら単語帳というのは基本的にはどれも覚える対象はほとんど同じですし、さらに単語帳をたくさん買ってしまうとどれを勉強すれば良いのかわからなくなってしまって、モチベーションが下がってしまう可能性もあるからです。

そのためにも単語の学習をする時には、「これ!」という1冊を決めてそれに集中して取り組むようにしてくだしあ。       

4.集中してやる

単語を覚える、という作業には想像以上の集中力が必要となります。

ですので、説明する必要もないとは思いますが、何かをしながら覚えるというようなことをすると全く覚えられない状況に陥ってしまいます。

そのため単語を学習する時には、単語の学習にのみ集中して行うようにしてもらいたいと思います。

5.どうしても合わないなら「英単語=日本語」方式でやる

今回ご紹介した英単語の学習法が有効な方法であることは確かです。(私自身がTOEIC900点以上を獲得しましたし、指導した人たちもこの方法でTOEICの点数やスピーキング力などを伸ばしています)

しかし、中には性格的にどうしても合わないという人もいるのも事実です。

 

そういった時には無理をして上記のような方法を実践しなくても構いません。

 

もちろん正しく使えなかったり、正しく聞けなくなる可能性はありますが、それでも覚えないよりは”マシ”ですし、この方法でも結果を残している人はたくさんいますので。

 

6.おわりに

さて、今回はここまで英単語を使える知識として覚えるための具体的な方法論についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

どの方法もその効果はかなり高いことは私の学習経験、また指導経験からわかっていますので、もしいずれかの方法に魅力を感じたのであれば、使える英語力を身につけるためにもぜひ一度取り組んでみてもらいたいと思います!

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相場師一代 是川銀蔵 感想

相場師一代 是川銀蔵を読んでみた

主に昭和を中心に活動した投資家是川銀蔵さんの本相場師一代を読んでみた。是川銀蔵さんは株式投資の世界で最後の相場師と呼ばれる伝説の人なのだそうだ。

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若くして酢いも甘いもな経験をしつつ、ビジネスで成功し、その後株式投資の世界に身を置いて日本セメントや同和鉱業、住友金属鉱山不二家などで、個人投資家としては信じられない数十億単位の額の取引を行い、長者番付1位にもなって世の中を賑わした人だとのこと(実際は税金でほとんど持ってかれて手元にお金はほとんど残らなかった様子だが。)。

 

若干自慢話っぽいところもあるけれども、激動の時代を途中でドロップアウトすることなく生き抜いた人のビジネスについての考え方・株式投資についての考え方は非常に興味深く読めた。

 

筆者の投資原則は以下の2つだとのこと。

 

1つ目はカメ三原則

 

1.銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つこと

2.経済、相場の動きからは常に目を離さず自分で勉強する

3.過大な思惑はせず、手持ち資金の中で行動する

 

次が投資五か条

 

1.銘柄は人が奨めるものではなく、自分で勉強して選ぶ

2.二年後の経済の変化を自分で予測し大局観を持つ

3.株価には妥当な水準がある。値上がり株の深追いは禁物

4.株価は最終的に業績で決まる。腕力相場は敬遠する

5.不測の事態などリスクはつきものと心得る

 

冒頭で筆者は“株で成功することは不可能に近い”と警告している。

 

一方で続けてこうも書いている。

 

“確かに株を利用して一定の利殖をするということはまったく不可能というわけではない。それは至極真面目に株というものをとり扱い、着実な方法で利殖の材料にすればできないことはないということだ。しかし、株により巨万の富を得、大金持ちになって豊かな生活がしたい、という目的でやったら必ず失敗する。”

 

筆者にしてこう言わせるほど、株式投資って難しいものだと承知して取り組まなければならないのだろう。

 

この本を読んで改めて、国内・世界の経済の理解、為替の理解、個別企業の情報収集が高いレベルで必要なのだと理解した。筆者は圧倒的な学習によってマクロの動き、ミクロの動き、為替の動き等々を連関させて世の中がどう動くのか、ということを精度高く予想しながら投資ができるようになったということなんだと理解した。伝説の相場師から株式投資が学べる本。なかなか面白かった。何度も読んでみたいと思う。

本日の一文 P243

(同和鉱業株への投資の失敗について言及した場面で、投資の危険の負担を軽くするための手段について語った部分)そのためには最初に決めた判断で満足することだ。欲に惑わされたり、もっともらしい理屈をこねたりせず、己の分を知ることだ。いわば投資は人生の達人にも相通ずるものなのである。技法としての相場戦術には限界がある。そのことを相場道では知らなければならない。

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勝負論 感想

勝負論 竹中平蔵を読んでみた。

書店でたまたま本書を見つけて思わず手に取ってしまった。

著書の竹中平蔵氏は言わずと知れた大経済学者。その竹中先生が勝負ということについて何を考えているのか興味深く読めた。

 

勝負の時に大切なこととして竹中先生が指摘しているのは以下のようなことだった。

・勝負の目的を常に意識する (勝負にするに値するかどうかの目線を忘れない)

・無駄な闘いを避ける

・視点を高く持ちタイミングを見極める (“バルコニーに駆け上がる”)

・戦うなら徹底的に勝利にこだわる

 

その他で参考になったのは以下のような部分。ちょっと抜き出してみる。

P28 シェアリングエコノミーの安全性を担保するのはビッグデータだという指摘

→シェアリングを勉強しているので、この視点に新しい気付きを得た次第

 

P58 (竹中さんが本当に優秀だと感じる人について) 問題の把握能力に長け、批判だけではなく新しいものを生み出す力があり、それを人に伝える能力がある人

→例として、高橋洋一さんなどが挙げられていた

 

P59あたり (物事を俯瞰する能力を普通の人がどうやって身につけたらいいかについて)

1.「自分の思考の幅はしょせん限られている」と認識し、いろんな人と会い、いろんな本を読み、いろんな考え方に触れること

脳への刺激をさらに高めるためには議論が最も効果的

2.「なぜ?」を突き詰めること

 

P65 (どうやって情報力を高めたらいいかという問いに対して)

役に立たない情報はいくら数を集めても意味がない。質の高い情報を集めるためにまず重要なことは質の高い情報源を見つけ出すこと

 

P73 (チャンスを引き寄せる努力の必要性を語って)

チャンスは待て。だが決して時は待つな。 チャンスは貯金できない。

 

P122 交渉や人心掌握のような勝負事になったとき、「手のうちを明かさない」ことのメリットもある

 

P136 (会議での勝負の仕方について) 会議がはじまる瞬間に会議の結末が見えるくらいでないと、準備万端とは言えない

 

P166 (これからの時代の勝負に必要なことは) →グローバルなマインドセット(許容する・グローバルな課題に関心を持つ)を持つ

 

全体として、著者が閣僚を務めていた小泉内閣の話題が面白かった。小泉内閣時代の小泉首相の勝負勘(例えば、小泉さんがどのような感覚で、郵政民営化を切り出したのか、それがいかに考えられたタイミングであったのか)のようなものだとか、日曜の夜に行われていた裏・経済諮問会議の話など、興味深いエピソードが多数出てきた。

竹中氏が単なる経済の専門家であるだけではなく、実務での活動も活発に行い、広い視野と高い視座で日本を動かす働きを続けている人であるということで、単なる机上の空論ではない、リアル感と説得性がある話が多く、非常に学ぶところが多かった。自分が今後人生でどういう風に勝負をしてゆくか、考えるきっかけも与えられたと思う。

やはり平蔵先生は定期的にフォローしておかなければ、、、

勝負論 (ワニブックスPLUS新書)

勝負論 (ワニブックスPLUS新書)

  • 作者:竹中 平蔵
  • 出版社:ワニブックス
  • 発売日: 2017-02-08
目次:
第1章 勝負の目的を意識せよ 第2章 勝つためにバルコニーに駆け上がれ 第3章 勝負のタイミングを見極めろ 第4章 ゴールから逆算した戦術を練れ 第5章 チームで勝負するときの秘訣 第6章 勝負に必要な心構え 第7章 これからの時代の勝負に必要なこと

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